地方の複合エンタメ企業が、インバウンド誘客
2016年8月、テレビ東京「カンブリア宮殿」に、秋田県仙北市(旧田沢湖町)に本社を置く「株式会社わらび座」の取締役会長 小島克昭氏が出演されました。
番組の中で、秋田発の「地域を活性化する異色の劇団、飲む・見る・泊まるの複合エンタメ企業」として紹介された、わらび座さん。
MACHI LOG でも、わらび座さんが販売する「世界1位受賞の田沢湖ビール」をご紹介しました。
地方の複合エンタメ企業、インバウンド誘客
そんなわらび座さんが、インバウンド誘客へと動き出します。
劇団のわらび座(秋田県仙北市)は10日、タイ・バンコクに本拠を置く旅行業のエス・エム・アイ・グループと、秋田県内のインバウンド(訪日外国人)誘客に関して業務提携すると発表した。
□出典:日本経済新聞
これまでの実績とノウハウを活かし、秋田県内における宿泊・交通・食事などの手配を代行することになります。
タイ・東南アジアからインバウンド誘客
先日の「インバウンド×秋田の農家民宿」でもご紹介した通り、秋田県仙北市はこれまでもアジア圏の高校の教育旅行誘致に力を入れてきました。
今回も、業務提携の第1弾として、タイの高校生約50人を4月に秋田県内で受け入れる予定です。
更に今後は、旅行商品の企画開発を行いながら、東南アジアのインバウンドを対象とした誘客を目指していきます。
宿泊や体験、食事を組み合わせた旅行商品を企画し、提案する。2017年にタイから2000人、東南アジアを含めて計3000人の県内誘客をめざす。
□出典:日本経済新聞
秋田の地元企業が、東南アジアで既に大きく展開する海外企業と業務提携することにより、秋田のインバウンド誘客はまた前進しそうです。