日本全国から秋田県に、70万人以上の観光客が集まる日があります。
大曲の花火。この日、秋田県大仙市にある大曲地区の人口は、普段の18倍以上にもなります。
以前の記事で、その魅力についてお伝えしましたが、もう1つの魅力を追加したいと思います。
大曲の花火の魅力:感謝のライト
※大音量注意
大曲の花火では、観客がペンライトや懐中電灯を準備します。そして、それらの光は、花火大会終了後に使用されるのです。
観客から花火師への感謝
花火が終わった後、1人また1人と、観客がライトを照らし始めます。
その無数に広がるライトの光は、観客から花火師への感謝の気持ちを示しています。実際に、会場で花火を見ると、本当に心から感動が溢れてきます。
このライトは、観客から花火師さんへ、心からの「ありがとう!」を伝えたいという想いからスタートしたもの。
花火師から観客への感謝
そして、更に素敵なのは、それを見た花火師の行動です。
観客からの想いに応え、対岸で発煙筒をたき、「観てくれてありがとう!」の気持ちを示します。この想いが、来年の花火大会にも繋がるのでしょう。
この感謝のライトは、20年以上続いているそうです。是非、みなさんも「大曲の花火」を観に行き、参加してみてください。