3月3日は、ひな祭り。
ひな人形を飾り、家族で楽しんだ方も多いのではないでしょうか。
ひな祭りの原型とされる「流し雛(びな)」という神事をご存知ですか。
健康・家内安全を祈る
「流し雛」の神事は、「雛流し」ともいわれ、祓い人形と同様に身の穢れを水に流して清める意味があると言われています。
『源氏物語』に出てくるほど、その歴史は古くからあります。
佐嘉神社では毎年行われており、願い事を書いたひな人形を小舟にのせ、子どもの健康や家内安全を祈りました。
120人ほどの見物客で賑わう中、約300体のひな人形を載せた3隻の小舟が流されました。
町をあげてPR
佐賀県は、「流し雛」を含めて、佐賀の春の風物詩「佐賀城下 ひなまつり」と題しPRを行っています。
骨董市や盆栽位置も開催され、ひなまつりを盛り上げています。
古くからの伝統文化を守るという意味でも、大事な取り組みといえそうです。