佐賀県でユニークな取り組みが行われました。
ふるさと納税で佐賀県に高額納税をした方を対象に、知事との食事を楽しめる催しが開催されました。
どのような催しだったのでしょうか。
2015年度は5億4千万円に躍進!
佐賀県へのふるさと納税をみてみると、2012年度は1588万円にはじまり、2013年は3032万円、2014年は4488万円と堅実に増加しています。
注目すべきは、2015年度の伸びです。
返礼品に佐賀牛などの県産品を多数加えた効果があり、申し込み数が急激に増加しました。
その結果、12月末時点で5億4144万円が集まっています。
50万円以上を寄付した方と食事会
今回の催しは、50万円以上のふるさと納税を行った方を対象に、知事との食事をしながらの歓談の場として設けられました。
対象者となった13人のうち、5人が参加。
会場となったホテルニューオータニ佐賀で、県産アスパラガスや有明海・玄界灘産の魚介類、佐賀牛、有明鶏など県自慢の食材を楽しみながら、知事との会話を楽しんだと言います。
県政に声を届ける機会になる可能性も
知事はその県の顔であり、広告塔だという自治体も多いと思いことと思います。
一方で、そんな知事は多忙であり、県内にもあまりいないことも多いのではないでしょうか。
ましてやゆっくりと会話ができる機会は稀です。
今回の場は、県へのふるさと納税額が50万円以上とあって、佐賀県への想いが強い方々が集まったと推測されます。
直接声を届ける機会として、継続的に良い場になることが期待されます。