忠犬ハチ公と言うと、みなさんは渋谷駅を連想するかもしれませんが、最も所縁の深い場所は秋田県です。
ハチ公の生まれは、秋田県大館市。主人に忠実な秋田犬です。
そんな秋田犬という地域資源を活かして、観光客誘致を実現しようという動きが起こっています。
ハチ公で観光客誘致、秋田犬と触れ合える場所をつくる
秋田県の北部、青森県との県境に位置する秋田県大館市で、ハチ公を活かした観光誘致を実現しようという動きが見られます。
犬ハチ公の生誕地・大館市はJR大館駅前の市有地に、秋田犬と常時ふれ合える「ハチ公の駅」(仮称)を建設する。2016年度中に設計に着手し、18年度の完成を目指す。福原淳嗣市長は「東京五輪で増加する外国人観光客を呼び込む起爆剤にしたい」考えだ。
大館市長がタイと台湾を訪れた際に、秋田犬の知名度と人気の高さを実感し、今回の建設案を決定したそうです。
秋田犬の認知度の高さ
確かに「秋田犬」の認知度は非常に高いと言えます。
Googleの画像検索で、「あきたけん」と検索すると、「秋田県」よりも「秋田犬」の画像が大量に表示されます。正確には、秋田犬(いぬ)ですが、地名よりも犬種の方が世界的な認知度は高いでしょう。
「秋田犬」をきっかけに、「秋田県」を知ってもらうというのは1つの方法かもしれませんね。
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