10月18日から19日の二日間、私は滋賀県は湖西地方・比良山地の大自然の中にいました。
一日目は比良山地の最高峰・武奈ヶ岳を目指し、二日目はシーズンになるとスキー客で賑わう、びわ湖バレイを目指して比良山地を縦走するプランです。
武奈ヶ岳は比良山地のうち「奥比良」に位置し、かつてはスキー場などを有する山岳観光地として知られた山でしたが、今ではリフトやロープウェイは全て廃止されています。
しかしだからと言って「退屈な山」では一切ありません。
特に10月~11月にかけての紅葉は抜群に美しく、その燃えるように赤く染まった峰々はまさに絶景です。
天気のいい日には遠く御嶽山や白山を望むこともできます。
琵琶湖に立ち込める雲海も見えれば、雲が晴れて空が湖面に映るのを眺められることも。
大阪や名古屋などの一大消費地からも一定程度離れているので、空気も段違いに澄んでいます。
山ならではの体験は山でしかできません
武奈ヶ岳の「秋」は紅葉の美しさだけではありません。
落ち葉の敷き詰められた道を踏みしめる感触や、踏んだ時の落ち葉が崩れる音なども秋の山ならではの楽しみと言えます。
武奈ヶ岳には数多くの野生動物もおり、運が良ければ恋に夢中の鹿たちに会うこともできるでしょう。
武奈ヶ岳へはJR湖西線・比良駅から歩いてアクセスすることもできますし、南側の坊村バス停からのルートも人気です。
ただし比良山地はクマなど危険な動物も生息しているので、くれぐれもクマ鈴やラジオなどの携帯は忘れずに。
アクセス
寄稿者: 鈴木直人
フリーライター。ファッションやサブカル、ビジネス、自己啓発など守備範囲は広い。筋トレと山をこよなく愛し、時には仕事そっちのけで山にこもる。ウェブとリアルをつなげるライティングが持ち味。
フリーライター。ファッションやサブカル、ビジネス、自己啓発など守備範囲は広い。筋トレと山をこよなく愛し、時には仕事そっちのけで山にこもる。ウェブとリアルをつなげるライティングが持ち味。