[PR]FAAVO滋賀 x MACHI LOG:滋賀のローカルベンチャー特集
創業5年、日本各地にある酒造メーカーの中で最も若い会社が、滋賀県長浜市に拠点を構える酒蔵「佐藤酒造」です。
かつて酒蔵だったところを引き継ぐわけではなく、まったく新しい酒蔵としてスタートするのは、業界ではとても珍しいことだといいます。
日本で1番新しい酒造メーカーを創業し、地域の魅力を伝える日本酒作りに挑んでいるのが、佐藤酒造代表の佐藤硬史さんです。
「酒ができない」苦労を乗り越えて
佐藤さんは「生まれ育った長浜に根ざす地酒を作りたい」という思いが強いと言います。
創業時から3年は、1からの酒造りということもあり、思うように酒が出来上がらず相当苦しい思いをしながら、歩みを進めてきました。
しかし長浜に根ざす日本酒を作るという思いに共感し、応援したくれる方がいるからここまでこれたと語る佐藤さん。
日本酒造りへの思いを伺いました。
地酒には地域の文化になるパワーがある
—佐藤さんは「地酒」にこだわっていらっしゃいますが、どのような魅力があるとお考えですか
佐藤:地域の文化になるようなパワーがあると思います。
まず地酒は地域の原料を使います。その地域の「米、水、空気」が酒造りの鍵になるんです。
そして、銘柄をはじめ、地酒は土地の歴史や風土と一緒になって育っていくものでもあります。
こうしてできあがる地酒は、町と人をつなげ、人と人を繋げる力があると感じています。
地元が応援してくれるから頑張れる
—地酒作りにとって何が必要だとお考えですか
佐藤:まずは地酒の名の通り、地元が応援してくれる体制が必須だと思います。
佐藤酒造も、厳しい中で続けて来られたのは、地元の方からの応援があったことが大きいです。
地酒を酒造りだけの視点で捉えるのではなく、長浜と一緒に発展していくことを意識しています。
地元の方々からの応援を、地元に還元できるようにしていきたいと考えています。