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全国から注目される離島、宮崎・島浦島の若手漁師と新鮮な島の魚介をいただくトークディナー再び

宮崎県最北のまち、延岡市。船で10分ほどの距離に、約900人が暮らす離島「島浦島(島野浦)」がある。

少子高齢化や漁業の後継者不足を課題とし、みるみる漁村が衰退している昨今、島浦島の20代〜40代の漁業・養殖業を営む後継者世代が、島の活性化を目指し、チャレンジを続けています。

離島の若手漁師と一緒に食べる×学ぶ×語る

島の美味しい魚介をまずは口にして、島に関心を持ってもらいたいと、宮崎市内のレストラン「ラディッシュセブン『まんまーる』」と連携して開催されたイベントが今回の「島浦FISHバル」。

2回目となる今回のイベントは、前回惜しくも参加できなかった人にとっては特に待ち遠しい日となった。50名先着で参加者の募集を募ったイベントは、予約でいっぱいになり、当日は満席となりました。

島浦島で採れた新鮮魚介が、シェフが腕によりをかけ見た目にも豪華なフルコースに生まれ変わる。参加者たちは目を輝かせながらビュッフェスタイルのバルを楽しみます。

島浦の新鮮魚介をふんだんに利用したバイキングディナー

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会場には島で採れたての新鮮魚介を利用した多くの料理が並びます。シマアジのたたきやマダイのカルパッチョをはじめ、高級魚「アカバ」の炭火焼やゴマサバを使用したタンドリーサバ。魚だけでなくヒキオウガイのパエリアやマツイカのイカスミパスタなど20種類以上。

どれも美味しそう。

見た目も綺麗で、普段は食べられないような高級魚から斬新なアイディア料理まで種類が豊富だから、どれから食べるか迷ってしまう。

集まった参加者は、目を輝かせていました。

消費者の笑顔と生産者の日常が見える島浦バル

島浦島で漁業や養殖業を営む後継者世代と語りながら、島の魚介をいただく「島浦FISHバル」。そこには、お客さんが美味しい料理を食べられることはもちろん、その場にいるが誰もが笑顔になります。

漁師・養殖業のみなさんは生産者として市場に出荷し、自分たちで魚を食べると言ってもいわゆる漁師飯。刺身や焼き魚、煮物が中心だと言う。

生産者として、自分の育てた魚がこんなオシャレな料理になったことも感動だし、こうしてお客さんが美味しそうに食べてくれる姿を見るだけでも喜びを感じる。

これまでの頑張りが報われた瞬間。明日からの仕事の活力にもなります。

木下水産の木下拓磨さんは、嬉しそうに会場を見渡します。

島浦島のスタンダードメニュー

結城水産 結城嘉朗さん

今回、シェフにより提供されたフルコースディナーは、生産者にとっても刺激になるようです。

自分たちでは全く思いつかないような料理に感激している。このような料理を参考にし、島へ来た人たちに振る舞えるようになりたい。

飲食店が少ない島浦島では、漁業の後継者世代を中心に、島に飲食店を増やす活動もおこなっており、近い将来、島で今回の料理の数々を当たり前に食べられる場所が誕生することも目標にしてる。

生産者が手がけた新鮮魚介を新鮮なまま島でいただく。そのような特別感も、今後の島の魅力となるのだ。

全て「いただきます」

今回、料理を手がけた「ラディッシュセブン『まんまーる』」の佐藤シャフ。

こんなに鮮度の良い魚に出会うチャンスは滅多にない。新鮮でなければ作れない料理も今回並んでいるし、そのような料理ができることに感謝している。

また、今回は準備していただいた魚の全てを料理に使用した。骨はもちろん、アラやウロコまで余すことなく島浦島の魚介を食べていただきたい。

島の新鮮魚介を調理する上での魅力と、料理ができることと食材への感謝を語ってくれました。

当たり前に食べられることへの感謝

トークイベントでは、5人の後継者世代が前に座り、漁業・養殖業の詳細や現状の説明をおこないました。

危険と隣り合わせの業種だと言うこと、自然相手・生き物相手ということの難しさ、普段見ることのない苦労。さっきまで楽しそうに食事をしていた会場が、一瞬でモニターと語り手の声に注目しました。

普段何も考えないで食べている魚には、そこに至るまでにこのような人たちの苦労が詰まっているんだね。

魚を獲るだけが漁師だと思っていた。こんな苦労は並大抵の覚悟ではできない。漁師に対する概念が今回のイベントで変わった。

このような参加者の声に加え、「島浦島に行ってみたい。」「興味が湧いた。」という声も多くもらいました。

これまで、宮崎県民ですら行ったことがないという人が多くいた島浦島。これからも、島に関心を持ってもらうために活動を続けていく後継者世代のみなさんの頭の中には、すでに未来の新たしいビジョンがそれぞれ描かれている。

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