宮崎県北唯一の離島・島浦島

宮崎県延岡市島野浦(しまのうら)とは

宮崎県北部、延岡市の沖合にある離島「島野浦」。

人口900人ほどで、巻き網漁や魚の養殖が盛んな島です。本土から定期高速船を使って10分ほどで着くため、比較的訪れやすい島だといえます。

江戸時代には参勤交代の際に海路を使う際に、立ち寄る島だったそうで、代名や家臣が行き交いながら、物資や情報が潤沢に集まる要所だったといわれています。

かつては、「イワシの舞う島」と呼ばれるほど多くの魚がとれ、離島にも関わらず映画館もあるような島でした。しかし島にも少子高齢化の波が押し寄せ、漁業の担い手の高齢化、担い手不足といった課題に直面しています。


島野浦で食べる

漁師の島の新鮮な魚介と伝統食

島野浦は、漁師の島。秋には、風物詩となっている「キビナゴの一夜干し」で、港が銀色に染まります。

「島野浦の魚がおいしい」ということに注目したのが、某全国チェーンの居酒屋。島野浦の巻き網漁でとれた魚を直接買い取り、その日のうちに首都圏の店舗に届けるほどのこだわりです。

すり身で作った人気の「あげみ」、漬けにした魚を乗せた「茶漬け」、「たたっこ」というナメロウの一種、イワシのすき焼き、サバのすき焼きなど、島ならではの料理も残っています。


島野浦の鮮魚のお刺身

お土産にも大人気の伝統食「あげみ」

豊富な魚介類が愉しめます

島野浦で遊ぶ

受け継がれる、島野浦神社秋祭り

島野浦は、江戸時代には海上交通の要所として栄えた島には、伝統文化と漁師文化が根付き、良質な魚がとれることでも知られています。

近年は、若手の漁師グループがクラウドファンディングに成功したり、有名なテレビ番組の取材が入ったりするなど、何かと注目を浴びている島です。

島野浦神社秋祭りは、11月の月夜にあわせ「よどん晩(前夜祭)」と「本祭り」の2日間に渡って行われる祭り。2017年、伝統の「喧嘩神輿」が3年ぶりに復活しました。


関連記事

ケンカ神輿知ってますか?大人も子どもも、みんなでたぎる!島野浦神社秋祭り

2017.12.04

島野浦の人

知られてない離島で始まる、若手漁師の挑戦

島野浦における少子高齢化、漁業の担い手の高齢化・担い手不足という課題に向き合い、挑戦し続ける若者漁師グループがあります。

「かっこいいイメージの島にしたいんです」と語るのは、Uターンして5年目、島野浦で家業の結城水産でカンパチ・シマアジ・タイなどの養殖業を営む結城嘉朗さん。

島野浦の若手漁師で組織されている島浦町漁業後継者部のメンバーの1人で、島のことを積極的に発信しています。

「うちの島にはこんな魅力があって、人もたくさん訪れていてすごい島なんです。」と、島出身者が、誇りをもって語れる未来を目指されています。

関連記事

知られてない離島。危機感が動かす、若手漁師の挑戦

2017.12.22

島野浦へのアクセス

延岡駅バス停より「宮野浦方面行き」に乗車、「浦城港」で下車。
※約30分・運賃は620円(片道)

【浦城 ⇆ 島浦】
□高速艇:10分(大人1名 450円)
□フェリー:20分(大人1名 400円)
※海上タクシーもあります