PR for 南丹ローカルベンチャースクール
京都府南丹市で開催されている南丹ローカルベンチャースクール。
道の駅スプリングスひよしを舞台に、地域の有志メンバーが新商品・新サービス開発を進めています。
新商品のプロトタイプ製作を終え、実際に道の駅を訪れる顧客を対象にテストマーケティングが行われました。
来場者にアンケートで商品の評価を問う

多くの来場者がアンケートに回答
まだ販売することはできないため、今回のテストマーケティングの手法は、来場者へのアンケートという方法が取られました。
道の駅の入り口にテントを設置し、訪れた方々に声をかけていきます。
あいにくこの冬一番の冷え込みとなり、気温は8度。そんな中にもかかわらず、20代から70代までの百名以上からアンケートを取得しました。
顧客視点で新商品開発へ

地元産の「お米」をギフト用のパッケージに。アンケートの結果”付加価値の付け方”が課題に。
今回テストマーケティングを行なったのは、贈答用のお米・野菜のディップ・サイクルツアー・ジビエとキャンプ体験の4種類。
それぞれ、個人で訪れている方から、家族まで、対象者を選びながらアンケートを実施していきます。企画者の声を聞くと、
自分たちが予想していた部分を評価してもらえるとうれしい。価格帯も、実際に高い・安い・普通という客観的な評価がいただけるので、自信をもってつめていける
と今回のテストマーケティングに手応えを感じているようです。
現場に答えがある

約3時間のアンケートの後は、振り返り。商品の改善に活かす
「顧客視点が大事」と言われながら、顧客を無視して進んでいく取り組みが多い中、丁寧に声を拾うことは、一時的に負担は増えるかもしれませんが、最終的な効果は非常に大きいものがあるでしょう。
顧客に寄り添って考えているといくら想定したとしても、そこには企画者の視点が入ることは免れません。
”世界最高の起業家”と評されるテスラモーターズのイーロン・マスク氏も、「常に批判を求めよ」と成功の要因を語っているように、実際に声を聞き、批判や指摘を明らかにすることが、新商品や新サービスを成功させる大きな要因でもあります。
今後、南丹ローカルベンチャースクールは、最終プレゼンテーションに向けて、今回の結果を踏まえて、アイデアのブラッシュアップが行われていきます。
最終的にどのような商品・サービスができあがるのかに大きな注目が集まっています。