農林水産省の近畿農政局で職員として働く傍ら、「地域に飛び出す公務員」として慕われているのが、晴佐久浩司さんです。
語りだすと止まらない熱血漢。
役所に勤めて10年経った時、公務員でありながら地域に出ていき、町づくりに関わる人の話を聞いて感動。
個人としてできることがもっとあるんじゃないかと思い、勉強会などに通っているとネットワークが広がっていったそう。
今では地域に飛び出してプロジェクトを手掛ける、まちづくりの頼れるアニキとなっています。
そんな晴佐久さんに、公務員だからこそできる理由を聞きました。
公務員だからこそできる町づくりの3つの強み
1. 初対面で信頼感が増す
信用されるということは当然責任を伴うのですが、国家公務員だからこそ、要望を言ってくれるようになります。
普通に考えたら、要望を聞いたりというのは時間がかかるのですが、国家公務員だからということで、ぐっとコミュニケーションのハードルが下がります。
そこまでいくステップをショートカットにできるということです。
2. 情報の集積地にいるから、すぐ聞ける
役所には、良い情報が集まっているんです。
内線一本で、他部署に聞けます。
公務員は、それぞれの部署が真剣にやってるから、間違いのない知識を持っています。
それがすぐに聞けて、利用できます。
まちづくりに飛び出したときに、色々な質問や要望を受け取って、それに答えるように動くことができます。
3. 夢を語れる職業
公務員は、職業の中で唯一稼ぐ必要がありません。
普通の企業に務める人が、稼ぐことに頭を使う労力の全てを、別に注ぐことができるということです。
だからこそ、公務員こそ夢を思い切り語らないといけないと思っています。
夢を語って、その夢を持ち続けて、望み続けていれば伝わっていくはずです。
公務員よ、恐れるな、夢をもて!
みんな自信がないというので言うのですが、能力ではないと思います。
自分の夢を信じられることが大事だと思います。
自分の夢を信じきると、自信がもてるし、比較をしないので、幸せに行き着くんじゃないでしょうか。
夢をもつためのおすすめの方法があります。
それは過去を遡ること。
自分の本音は過去にあって、なぜそれを選択したのかの理由にこそ、夢のヒントがあると思いますね。