8月19日は俳句の日。俳句といえば思い浮かべるのが松尾芭蕉。
教科書でも必ず習う松尾芭蕉ですがなにがすごかったのか、いまひとつピンとこないという方も多いはず!松尾芭蕉のすごかったことまとめてみました。
芭蕉のすごいところ その1:サブカルチャーから芸術へ
貴族が楽しんでいた連歌を庶民的に改良したのが俳諧(俳句)。
くすっと笑える、言葉使いにある一定のルールがある、というのが当時の俳句でした。趣や風流を取り入れて俳句をもっと文化的なものにしようとした人たちもいたそうですが、サブカルチャーの域を出ず、俳句を嫌う人、卑しいと思う人も多かったそう。
松尾芭蕉はそれまでの俳句にあるルールを破った全く新しい形の俳句をつくり、これを芸術へと押し上げたと言われます。