こんにちは、公務員ライターの佐藤です。
みなさん、高校生の頃はどんな高校生でしたか?
都会に住んでいる人もいれば、地方で高校生活をすごした人もいますよね。
僕は宮崎県の山奥で高校生活を過ごしました。。どちらかというと一度は都会に出たい派のよくある高校生だったなと思っています。
そんな僕が高校生活を送った母校「宮崎県立高千穂高等学校」の4人の生徒が主人公になりある動画が制作されました。
その動画を見た時、この子達すごいな・・・って思いました
なぜかというと、彼らは僕が持ってなかったものを持ってたからです。
高校生の葛藤
動画は、世界農業遺産に認定された高千穂郷椎葉山地域に住む地元の高校生の姿を追ったドキュメンタリー映像です。
動画の主人公は4人の昔から地元で暮らしてきた高校生。
世界農業遺産のPR動画なのですが、あまり農業のPRは行われていません。それよりも地域のコミュニティ、人、にフォーカスされ物語が4人の高校生をベースに進行していきます。
登場する仲良しの4人ですが、地域に対する思いはバラバラでした。
「この景色を守っていきたい」
「やりたいことがわからない」
「都会に出て夢を叶えたい」
「都会に出て勉強して、地域に帰ってきたい」
これだ!って決まっている子もいれば、迷っている子もいる。
でも全員に共通しているのは、将来と今自分の住んでいる地域が明確に紐付けられている事でした。
前述の通り、自分が高校生の頃は、「料理人になりたい」という夢はあったけど夢と地元を紐付けて考えるなんてことはありませんでした。
(まぁ自分には向いてなかったかなとすぐ地元に帰ってくるのですが笑)
だから、単純にすごいなと思ったの同時に、地元の事をこうやって考えていますって堂々と17歳の子供達が言っていて本当に嬉しく思いました。そんなこと言うと「意識高い系」なんて揶揄されがちですけど、未来は明るいなぁと思わされました。
自由に歩いていけばいい
将来が決まっている子供もいれば、そうでない子もいる。
でもそれってすごくリアルですよね。
でもなんだかんで、道は決まっていようが、いまいが動画で言っていたとおり自由に歩けばいいんですよ!
親になんと言われようが、先生からなんと言われようが、自分で道を決めて、わからなかったら聞いて、考えて、聞いて、考えて、考え抜いて自分で自由に決めたらいいんです。
大人でも高校生でも考えて自分で決める、それが一番大事なんじゃないかと思います。
いい大人になった彼らと一緒に仕事ができる日を楽しみになった動画でした。