農家をはじめ、流通や販路開拓を含めて、広く「農業ビジネス」に携わる方々から直接学べる人気講座が最終回を迎えました。
2016年9月より全15回に渡って実施され、延べ500人以上が参加する「稼ぐ農業塾」です。
「農業やるなら宮崎県」を伝える場
「稼ぐ農業塾」は宮崎県が主催し、「農業をやるなら宮崎県」を合言葉に、生産者や、流通、サービスなど、農業に対して様々なかたちで関わる人たちをゲストに迎えて、新規就農を希望される方や、地域ビジネスに興味があるという方に向けて実施された講座です。
農業王国宮崎県から豪華ゲストが登場
今回は、4人の農業ビジネスに関わる方々がゲストとして招かれました。
地域の特産品の販路開拓・PRを行う神林光さん、
ミニトマトを主に生産する傍ら、地域の特産品であるへべすの普及に力を入れる黒木洋人さん、
有機農業発祥の町として全国に知られる宮崎県綾町で、地域商社として生産者と市場の間を繋ぐ活動をされている梶山剛さん、
全国で地域の仕事づくりをおこなっている地域プロデューサーの齋藤潤一さんです。
農業を実践的に学べる場がある
実は宮崎県には、新たに就農を目指す方に向けて、農業の基礎知識や栽培技術等を実践的に修得できる ”みやざき農業実践塾”が開講されています。
宮崎県県立農業大学校農業総合研修センター所長を務める長渡英敏さんより、この制度についての説明から、イベントはスタートしました。
実践知を身につける
長渡さんは、
新規就農といっても、それぞれ考える方々にとって、難しさが違います。通信講座なども合わせて、農業を実践的に学べる場を作ることで、農業経験がなくても、農業をやってみることができる環境づくりをしています
とみやざき農業実践塾をアピールします。
参加者のみなさんがメモを取りながら聞く姿は、さながら大学の講義のようです。