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京都美山・日本の原風景「かやぶきの里」の暮らしを未来につなげるために、今できること。ひとり観光協会・中島琴美さん

京都美山・日本の原風景「かやぶきの里」の暮らしを未来につなげるために、今できること。ひとり観光協会・中島琴美さん

    CATEGORY: AREA:京都府

「日本の原風景」という言葉がぴったりの里山があります。

京都駅から40分の園部駅で降り、そこから自動車で30分ほど移動すると到着する、京都府南丹市美山町です。

この土地を初めて訪れる人にとっての最初の印象は、「茅葺屋根の家」でしょう。

まるで一昔前の日本のまま時間が止まってしまったように、美しい家々が残っています。

「美山と結婚した」と言われるくらいに、美山町が好き

美山町が好きすぎで移住したという女性がいらっしゃいます。

中島琴美さんです。

兵庫県に生まれ、環境教育を学び、日本各地をめぐる中で、たまたま訪れた美山町に魅せられてしまいました。

「地域の人に良くしてもらって、暖かく迎えてくれたから」

それが、一番最初の気持ちだったといいます。

美山の地域で楽しく暮らしていきたい

美山町に惚れ込んで移住した中島さんは、「何かしたい」という気持ちで、一人でまちづくりに取り組み始めます。

「ひとり観光協会」と称して美山の情報発信や観光案内をひとりで自発的に行ったり、仲間とマルシェを開催したり、自宅横の厨房で美山産の素材をつかってジャムを作り販売したりと、多岐に渡る活動を行っています。

現在では活動を通じて出会った美山町出身の男性と結婚し、美山で子育てをしながら、美山町を外に発信する代表選手として活躍中です。

「”美山と結婚したんやろ”と冗談を言われるくらい、美山のことを好きだと言って発信しています」と語る中島さん。

中島さんが惚れ込んでいる美山の魅力、そして活動への思いを聞きました。