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眼鏡をかけていた!? 日本の歴史上の人物たちとゆかりの場所まとめ

眼鏡をかけていた!? 日本の歴史上の人物たちとゆかりの場所まとめ

    CATEGORY: AREA:京都府

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1285年前後に開発されたと言われる眼鏡。日本へ初めて眼鏡を伝えたのはキリスト教を広めたフランシスコ・ザビエル。眼鏡を愛用していた!?日本の歴史上の人物とゆかりのある場所をまとめてみました。

日本で初めて眼鏡を手にした人は!?

眼鏡が日本へ伝来したのは1551年のこと。周防 (現在の山口県)の国主・大内義隆に献上されたものが初めてとされています。献上物には時計や鉄砲、緞子、結晶ガラスや鏡なども含まれていたそうです。
参照元:特定非営利法人 歴史の町山口を蘇らせる会

大内義隆墓所のある大寧寺
山口県長門市深川湯本1074
Nagato_Tainei-ji_Temple_05Photo by TT mk2

現存する日本最古の眼鏡は誰のもの!?

京都・大徳寺で発見された眼鏡は室町幕府12代将軍・足利義晴の持ち物であったと言われ、日本に現存する最古の眼鏡とされています。一説には8代将軍足利義政から義晴へ受け継がれた、後に大徳寺に渡ったとも言われています。
参照元:東京メガネ 眼鏡の歴史

大徳寺
京都府北区紫野大徳寺町53
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Photo by 663highland

徳川家康も眼鏡を愛用! 眼鏡をかたどった石碑

徳川家康も眼鏡を愛用していたと伝っており、その眼鏡は現在静岡県・久能山東照宮に納められています。東京都・台東区にある上野公園内、不忍池近くには家康が愛用した眼鏡をかたどった石碑が東京の眼鏡業界の組合によって1968年に建立されました。

この時の眼鏡は現在のように耳にかけるものではなく、手に持って使用する形だったのだそう。
参照元:東京メガネ 眼鏡の歴史

上野公園 メガネ之碑
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画像出典:千葉メガネ

目が4つで恐ろしい! 織田信長も驚いた!?逸話

ルイス・フロイスが残した「日本史」という本には ” 1574年、織田信長に会いに行ったフランシスコ・ガブラルたちが眼鏡をかけている様子を見て、それを見た人々が「外国人には目が4つあり、うち2つは鏡のように輝いていて恐るべきもの」と言って驚いていた ” という眼鏡を見て驚愕した人々の反応が記されているのだそう。
参照元:鯖江商工会議所 おもしろ!メガネワールド