美味しい海の幸や雄大な自然で知られている北海道。
実はコンビニの店舗数が日本で1番多いエリアということを知っている人は多くはないと思います。
タウンページに記載されているコンビニ数の集計では、人口10万人当たりの店舗数は約54件で、全国の平均の約43件を大きく上回るコンビニ激戦区なのです。
ここでは北海道に展開しているコンビニの紹介と、道民に愛されている北海道のコンビニの魅力についてご紹介したいと思います。
地元を中心に店舗を展開するセイコーマート!
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北海道のコンビニ店舗数は全国1を誇りますが、その中でも古くからほとんど地元だけで店舗を展開する「セイコーマート」というコンビニがあります。
1号店が地元北海道にオープンしたのは全国チェーンのセブンイレブンよりも古く、ほぼくまなく道内にある全市町村を網羅するという勢いです。
さらに顧客満足度がコンビニ業界で最も高く、人口減少地域である離島にまで出店するなど、北海道の人々にとってはなくてはならない存在になっています。
北海道のコンビニの割合は?
北海道のコンビニで1番多く展開しているのが「セイコーマート」で、1062件(2015年)の店舗数を誇ります。
2位がセブンイレブンで約840店舗・3位がローソンの約560店舗・4位がサンクスの190店舗・5位がファミリーマートの約50店舗となっています。
コンビニの激戦区である北海道は1店舗当たりの人口が約2000人にのぼり、セイコーマートは北海道の全コンビニ数の約40%を占め着々と売り上げを伸ばしています。
道民に愛され続けるセイコーマートの魅力とは?
北海道で店舗のシェア数NO.1を誇るセイコーマートの人気の秘密は、店内で調理されるできたてほやほやのお惣菜にあります。
保存料や添加物が入っていないことが絶大な支持を受け、年間の売り上げは150億円に達しています。
一つ一つ人の手で握られたおにぎりをはじめ、100円惣菜や生乳50%の100円ソフトクリームなど、自社ブランドは100品目を超え美味しくてリーズナブルな値段も相まって人々の心をつかんでいます。