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日本・ベルギー友好150周年、宮城・登米の神楽の舞

日本・ベルギー友好150周年、宮城・登米の神楽の舞

    CATEGORY: AREA:宮城県

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日本・ベルギー友好150周年。

1866年に日本とベルギーが外交関係を結んでから、今年で150年を迎えます。両国は長い間、友好関係を築いてきました。

東日本大震災が起きた時も、日本はベルギーの人たちから多くの支援を受けました。

日本・ベルギー友好150周年、宮城・登米の神楽の舞

日本・ベルギー友好150周年記念事業の一環として、東北の伝統芸能が披露されます。

宮城県登米市豊里町に伝わる上町法印神楽が、近くベルギーで公演する。日本・ベルギー友好150周年記念事業の一環。東日本大震災から5年を迎え、東北の伝統芸能を紹介するため、女川町の「女川の獅子振り」などとともに出演する。
海外公演は国際交流基金が主催する。今月24、26日の2回、ベルギーのブリュッセル市とリエージュ市でそれぞれ上演予定。上町法印神楽は約20分間、「日本武尊(やまとたけるのみこと)」の演目を披露する。

□出典:河北新報オンラインニュース

保存会の会長さんは、震災時の支援に対するお礼の気持ちを伝え、日本の文化をベルギーの人たちへ伝えたいと語っています。

宮城県登米市豊里町に伝わる上町法印神楽

上町法印神楽は、宮城県登米市豊里町にある稲荷神社の例大祭に奉納されてきた神楽で、県指定無形民俗文化財にもなっています。

上町法印神楽は、旧暦の9月15日に山伏の法寿院が中心となって、開拓の竣工と豊作を祈念した例祭を行った際、奉納されたものが始まりといわれています。法印神楽は、東北地方独特のものとして出羽三山などの各地の霊山で修行する山伏などによって伝えられてきたもので、上町法印神楽もその一つと考えられています。

□出典:登米市/【豊里町エリア】上町法印神楽

神話などを題材に、舞人・胴取り(太鼓打ち)がせりふと神歌を唱え、笛で曲調を奏でます。

日本の文化と感謝の気持ちが、ベルギーの方々へ届くと良いですね。