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ミス日本酒へ秋田からの挑戦 千葉紗央律さん

ミス日本酒へ秋田からの挑戦 千葉紗央律さん

    CATEGORY: AREA:秋田県

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3月に決定する、2016 ミス日本酒。

日本酒の魅力、そして、日本の文化を世界へ伝えるアンバサダーとして、ミス日本酒の取り組みは2013年から行われています。

今年初めて、秋田出身者がファイナリストとして選出され、ミス日本酒へ挑戦しています。

ミス日本酒へ秋田からの挑戦、千葉紗央律さん

kimonoPhoto: Copyright©2016 photo-and-style All Right Reserved.

今回、2016 ミス日本酒に挑戦されているのが、千葉紗央律(さおり)さん。

千葉紗央律さんは、秋田県八郎潟町出身の27歳。大学時代・社会人の最初を県外で過ごされ、24歳の時に秋田へ戻って来られました。大学時代はプロ野球チームのチアリーダー、社会人としては、成田空港で航空会社のグランドスタッフをされた経験の持ち主です。

新しいモノ・人との出会いや刺激を求める好奇心旺盛な性格とご自身を表現されています。過去には、2014ミス・ユニバース・ジャパンに挑戦し、秋田大会ファイナリストの1人にも選ばれています。

現在は、秋田市内のホテルでロビーアテンダントとして働かれているかたわら、会社からの応援を受けながらケーブルテレビでレポーターのお仕事もされています。

そんな千葉紗央律さんに、ミス日本酒への想いをインタビューしてきました。

美味しいお酒がたくさんある秋田に生まれて

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ーなぜ、ミス日本酒に挑戦されたんですか?

お知り合いの酒蔵さんに「ミス日本酒」の存在を教えてもらったのが、最初のきっかけです。

心のどこかで、ミス・ユニバース・ジャパンの秋田代表になれなかったという想いもあり、その研修・審査で得た様々な経験やスキルを活かして、もう一度何かに挑戦してみたいと思っていました。

それに私自身、とてもお酒が好きで、こんなに美味しいお酒が秋田県にたくさんあるのに、秋田県からミス日本酒が選ばれていないということが、どこか悔しいという想いもありました。秋田県人として、これは黙っちゃいられないと。

後は、ミス日本酒の知名度を上げたいというのもあります。その酒蔵さんに聞くまで、私もミス日本酒の存在を知りませんでした。これまで東北からミス日本酒が生まれていないこともあり、まだまだ知られていないと思います。

秋田・東北をリードして、日本酒の魅力をもっと多くの人に伝えたいと思い、ミス日本酒に挑戦しました。

若い人にもっと日本文化へ目を向けて欲しい

ーこの活動を通して、何を実現したいですか?

最初は、私の周りにいる同年代に日本酒好きが少ないという現実を変えたいと思っていました。なので、もっと日本酒を身近に感じてもらうきっかけになれれば良いと考えていました。

ただ、ファイナリストとして選出されてから様々な勉強会に参加して、その想いは少し変わりました。

今は、国内と海外の両方へ日本文化の魅力を伝えられる存在になりたいと感じています。

例えば、着物。着物の着付けがきちんとできる若い日本人は少ないと思います。これは、着物を着る機会がそもそも無いからです。勉強会を通じて、そのようなことに改めて気付きました。

若い人に、もっと日本文化へ目を向けて欲しい。そして、そんな日本の代表として、世界中の人に日本の魅力をもっと伝えたい。そんな想いで、ミス日本酒に挑戦中です。

海外で着物パレードして、日本酒を楽しむ

ーミス日本酒に選ばれたら、どんなことをしたいですか?

そうですね、色んなことをしてみたいですが、例えば、海外で着物パレードをしてみたいです。

海外の方の日本のイメージとして、着物はとても強いと思います。みんなで着物を着て歩いて、日本酒を飲んで楽しい時間を過ごす。最初は少人数からでも、徐々にそれが広がっていく、そんなことをしてみたいです。

世界中で、「日本酒の日」に日本酒パーティを同時開催するというのも良いですね。

秋田の魅力度ランキングを上げたい

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ー最後に、秋田のみなさんへメッセージをお願いします。

私は、この活動を通じて、もう1つ実現したいことがあります。それは、秋田の魅力度ランキングを上げることです。

秋田には、大好きな美味しいお酒がたくさんあります。また、私の実家は兼業農家ですが、お米・野菜も含めて美味しい食材の宝庫です。それをもっと、県外・海外の方に食べてもらい、秋田の魅力を世界へ伝えたいです。それは、日本の魅力を世界へ伝えることにも繋がるはずです。

「秋田から、ミス日本酒を!」最近は、そんな声を頂けるようになりました。みなさんに応援していただけること、本当に嬉しく思います。本当にありがとうございます。

これまで、空港やホテルで学んだ日本人としての「おもてなしの心」や地方から世界へ挑戦する気持ちを忘れず、お酒・食材の魅力と作り手の想いを届ける人になりたいと思っています。

もし、お力になれるなら、企業や農家の方には是非私を使って欲しいと思っています。よいモノをもっと県外・世界へ、一緒に伝えていきたいです。よろしくお願いします!

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□ご連絡先:一般社団法人ミス日本酒
 TEL:03-6869-1700