今注目の高知大学生がいます。
彼の名は、新城貴大さん。
沖縄出身で、高知大学に進学し、今年は日本一小さな村に移住するのだと言います。
きっかけは「地域の楽しさを知ったから」だと屈託なく笑顔をみせてくれる新城さん。
出身地は、沖縄でも最大となる3万7千人の人口を誇る読谷村。
移住先は、400人ほどのの日本一小さな大川村です。
つまり、小さな村は初体験なのに、移住を決めたのです。
何が彼を突き動かしたのかを聞きました。
大川村に移住を決めた3つの理由
1. 家を建てたい
セルフビルドの家を建てたいんです。
大川村は人がいないので、自由に作っている文化があるんです。
五右衛門風呂を村の方が勝手に作ったり、ログハウスが建てられたり。
そんなカルチャーに引かれました。
雰囲気もすごくウェルカムで、なんでもやっていいよ!っていってもらってます(笑)
2. 狩猟をしたい
狩猟免許を取ったんですよ。
今後は、銃の所有免許や罠の免許も取ろうと思っていて、だから田舎で修行したいという思いがあります。
「食」を考えたいと思っています。
震災があったときに、衝撃があったんです。
自分の力で人と繋がり、衣食住を作れる力こそが大事だと考えました。
だから、自分の力で食料を取る力を身に着けたいんです。
3. 学生だから
学生という守られた立場を思い切り利用しようと思います。
将来は教育関係だったり、やりたいこともあるのですけど、まずは色々と将来に繋がる可能性があることをやってみようと思っています。
大川村の可能性があると直感しています。
得られるインスピレーションは確実にあるし、地域の人も暖かいし、できる環境があるなら飛び込みたいと思います。
不便な便利さの中で発信していきたい
大川村まで市内から1時間30分もかかるんですよ。往復しただけで交通費もすごくて。
昔ながらの知恵や、古き良き文化も知れる一方で、おじいちゃんやおばあちゃんの意見に、凝り固まってるなぁと思うこともあって。
でもそういう色々なことを1つの視点として教えてもらっていると思っています。
そしてこういう自分が知ったこと、感じたことを情報発信していこうと思っています。
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「食」を中心とした地域おこし企画の立案や、企業コンサルティングを行う。笑顔と情熱でプロジェクトを盛り上げるムードメーカー。高知が大好き。