新年明けましておめでとうございます。
元旦、みなさんは何を食べましたか? おせち料理は一般的に食べられると思いますが、今回は秋田ならではの元旦の料理についてお伝えしてみようと思います。
ただ、秋田県といっても縦に長く広いために、県北・中央・県南などの地域差があります。「自分の家は違う、こんなものを食べます。」というご意見があれば、是非SNS上でシェアして教えてください。
秋田で元旦の朝は何を食べる?
秋田県では、特産品や地域で有名な食べ物を活かした伝統食を元旦に食べる習慣があります。
□ハタハタ寿司
□とろろ飯
□納豆汁
どうでしょう?秋田県民のみなさん、食べましたか?
ハタハタ寿司
秋田名物のハタハタ(鰰)。
「寿司」と名前に付いていますが、多くの方イメージする握り寿司とは異なる「なれずし」と呼ばれるものの1種です。
ハタハタは下処理して塩漬けにしたハタハタを水に漬けて塩出しします。麹を混ぜた飯とカブやニンジンなどの野菜、昆布などとともに桶に詰めて重石をして漬け、3-4週間くらいで食べられます。
□出典:厳選食品安心堂
正直、かなり好みが分かれる食品だと思います。地元の秋田県人でも苦手な人が多いぐらいですし、麹と酢の配合で味が変わりますので、家によって味が異なります。
とろろ飯
秋田県の南西部に位置する由利本荘市の大内地区では、正月やお祝い事などに「とろろ飯」を食べる習慣があります。
この地域の自然薯は拳のような形をしていたことから「にぎり芋」と呼ばれ、生産しやすいことから特産品とりました。色々な料理がありますが、すりおろして「みそ味」等でご飯にかけて食べる「とろろめし」が一般的です。
□出典:あきたファンドッとコム
年末の忘年会や飲み会などで疲れた体にも、とろろ飯は良さそうですね。
納豆汁
以前、MACHI LOG の記事でもご紹介しましたが、実は「納豆発祥の地は秋田」という説があるほど、秋田県と納豆の関わりは深いのです。
特に、秋田県の南部では、正月の朝に納豆汁を食べる家庭も多いはずです。
ネギをたっぷり入れた納豆汁は、絶品です。
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みなさんは、何を食べましたか?
新しいものを買ってきても良いですが、家庭の味や伝統も受け継いでいきたいですね。