地域資源を活かした、まちづくり。
秋田県の南部に位置する大仙市。そこには、全国的にも有名な地域資源が存在する。それが、日本一の花火大会と称される「大曲の花火」だ。
大仙市は、2017年開催の「国際花火シンポジウム」を誘致したり、市内のどこかで毎月花火を打ち上げたりするなど、花火を活かしたまちづくりに取り組んでいる。
そんな地域の取り組みに、日本政策投資銀行(政投銀)が出資をすることを発表した。
「大曲の花火」に政投銀が出資
政投銀は、大仙市で花火製造を行う「株式会社花火創造企業」が発行する普通株式の引き受けを発表。
花火創造企業は大仙市の花火産業育成策に基づき、新たな花火工場の運営主体として、2015年に地元花火事業者や金融機関などの出資で設立された。9月に工場建設を始めており、出資で得た資金は建設資金の一部に充てる。
□出典:日本経済新聞
今回、政投銀が行う出資は、地方創生や事業開拓などの取り組みを評価する「特定投資業務」に基づくもので、秋田県内では初めての活用となる。