京都府南丹市が主催する「南丹ローカルベンチャースクール」の活動が続いています。
地域に稼ぐ力を構築することを掲げて、地域の拠点となっている道の駅の新商品開発をテーマに行われている講座です。
民間企業、行政、NPOが連携し、地域住民が受講生となり進んでいます。
利用客の減少が課題
南丹ローカルベンチャースクールのの舞台となっているのは、京都府南丹市美山町。
美山町は、かやぶき屋根の残る美しい街並みで知られる観光地です。
そんな美山町の中心となっているのが「道の駅 美山ふれあい広場」なのですが、利用客数の伸び悩みに直面しています。
課題解決のための新商品開発講座として開催されています。
顧客視点・現場主義の超実践講座
講座では、地域資源を活かした新商品開発が進められています。
主任講師を務めるのは、地域プロデューサーとして全国の地域の仕事づくりを行っている斎藤潤一さんです。
南丹ローカルベンチャースクールは、「『顧客視点・現場主義』を合言葉に、徹底して超実践的な講座としています」と語ります。
利用客の声を聞く!アンケートを実施
講座を通じて、新商品の試作品ができあがってきたタイミングで実施されたのが、道の駅の利用者の方を対象としたアンケートです。
実際に現在開発中の新商品をどう思うかを聞いていきます。
価格や内容、そして買うかどうかといったことを実際に新商品開発を手がけるメンバー自身で聞いていきます。
天気が後押し!100人を超えるアンケートが集まる
冬の美山の天気は移ろいやすいと言われる中、連日の雪や曇といった冬の空からは一転、アンケート当日は快晴となり、道の駅に張り付いてのアンケートが始まりました。
チーム一丸となって、呼び込み、アンケートを行っていきます。
3時間のアンケート時間で、延べ100人以上のアンケートが集まりました。