毎日新聞地NHK、毎時大学地域ガバナンス論研究室の共同調査で、地方自治体の移住支援などを利用して地方に移住した人の数が1万人を超えたことが発表されました。
5年間で4倍以上! 2014年度に地方へ移住した人の数は1万1735人
調査によると、2014年に実際に地方へ移住した人の数は1万1735人。
2009年度から5年間で4倍以上の数となりました。増加の背景には、移住思考の高まりや、移住支援策が全国の自治体で広まったことが挙げられるそうです。
移住者数トップは岡山県
最も移住者が多かったのは岡山県。前年度より1000人以上も増加し、1737人が岡山県へ移住しています。
移住者を支援するNPO法人「ふるさと回帰支援センター」が2015年2月に発表した “田舎暮らし希望地域ランキング”においても岡山県は2012年から2014年ベスト3をキープ。
参照元:NPO法人ふるさと回帰支援センター ニュースリリース2015年2月9日
さらに岡山県では2014年に「晴れの国おかやま8092人移住プロジェクト」を開始。
毎年8092人の移住者を迎え入れられるようにしようと、”有効求人倍率全国3位”、 “晴れの日が多い”、 “交通アクセスが良い” などを掲げ、様々な移住支援策を展開してきました。
晴れの国おかやま8092人移住プロジェクト
移住者数の多い県、2位以下はこちら
岡山県に次いで移住者数が多かった県は鳥取県で1246人。
長野県が953人、島根県が873人、岐阜県が782人。移住者は10県ほどに集中しており、上位5県で全体の48%を占めると、地域間の格差も見られているようです。
参照元:毎日新聞2015年12月20日の記事