中華料理には、宮廷料理から発展した北京料理、米や魚介類が中心の上海料理、様々な食材を使用してハーモニーを楽しむ広東料理、辛さが特徴の四川料理の4種類あります。
関東地方では、広東省出身の中国人が居留したことから広東料理が、関西地方では、山東省出身の中国人が居留したことから北京料理が定着したと言われています。
天津飯を比べても、関東では味付けに赤いケチャップを使用する店が多いのに対し、関西では味付けに醤油を使用する店が多く、見た目も味も関東圏と関西圏で異なります。
異なるのは、天津飯だけではありません。
大阪では、春巻きの皮ではなく、具材を薄焼き玉子で巻いて揚げる、玉子春巻きを提供する中華料理店が数多く見られます。
玉子春巻きが美味しい!人気中華料理店2選
関西地方にある、玉子春巻きの美味しい店を紹介します。
一芳亭
数多くの時代小説を執筆した池波正太郎さんがよく通ったとされる 一芳亭。
名物は、黄色い皮のシュウマイですが、薄焼き玉子で包んだ具沢山の春巻きも絶品です。
住所:大阪市浪速区難波中2-6-22
電話番号:06-6641-8381
店舗:http://www.ippoutei.com/menu.html
大成閣
大きな玉子春巻きが印象的な「大成閣」昭和32年創業の老舗の中華料理店。
本格北京料理を提供する店として愛されています。秘密のケンミンshowでも紹介されていました。
住所:大阪府大阪市中央区東心斎橋1-18-12
電話番号:06-6271-5238
店舗:http://taiseikaku.jp/about/index.html
違いを楽しもう!
関東と関西では、食べ物の味付けや調理法が異なります。
食べ物だけでなく、生活習慣やルールなども異なります。
新大阪駅へ行くと、エレベーターのルールの違いがはっきりとわかると言われています。
そうした違いを発見するのも観光の楽しみの一つ。
年末、旅行を予定している人は、様々な「違い」に注目して旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。