京都といえば、お茶。
その中でも供給なお茶として知られているもののひとつが、「宇治茶」ではないでしょうか。
静岡茶と共に『日本二大茶』とも言われている、日本を代表するお茶です。
その名前から、宇治で栽培されていると思われがちだが、宇治市の茶園面積は80ヘクタール程度となっており、実際の生産は周辺地域が担っているんです。
実はお茶の産地の綾部
京都府北部に位置し、舞鶴・若狭と福知山・京都を結ぶ交通の要衝として栄えた綾部市は、宇治茶を支える生産地のひとつ。
綾部は知る人ぞ知る「お茶の名産地」。
全国茶品評会などでも連続受賞するなど、高く評価されています。
綾部茶ブランドとしても売り出してており、朝霧に包まれる丹波特有の茶作りに最適な気候風土で栽培されるため、まろやかな味、鮮やかな色合い、そして豊かな香りが特徴となっています。
コーヒーのないカフェで綾部茶を楽しむ
綾部駅から徒歩10分。
物産館など、複数の施設が一体となったあやべグンゼスクエアに、「コーヒーのないカフェ『綾茶café』」があります。
その名の通り、綾部ブランドの「玉露」や「煎茶」を使ったカフェです。
玉露は、お客さんが自分自身でお茶を入れて楽しむことができるようになっています。
オススメは、玉露セット(スイーツ付き)。
シフォンケーキも綾部産の素材を活かし、さっぱりとしていて、とても玉露に合うんです。
抹茶ぜんざいも、お茶をしっかり味わいたい方にオススメです。
どのメニューも見逃せないので、何度も足を運びたくなってしまう場所。
綾部を観光する前の作戦会議に、帰る前の一休みに訪れてみてはいかがでしょうか。