秋田県は、人口減少を緩和しようと様々な手を打っています。
移住者を増やす。
その取り組みが、成果に繋がり始めています。
秋田への移住者、過去最大に
秋田県は、2010年度から移住・定住の相談業務をNPO法人秋田移住定住総合支援センターに委託しています。
本年度になって、そこに登録して県外から移り住んだ人が、過去最大の75人に達しました。
秋田県がまとめた本年度の県外からの移住者数が、19日までに38世帯75人に達した。過去5年間で最多だった2013年度の33人を大幅に上回り、5年間の累計84人さえも超えるペースで増えている。
□出典:さきがけonTheWeb
これにより、年間目標として掲げていた60人を超えることとなります。その内訳を見ると、移住者の約3分の2は関東圏からの移住者です。
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20-30代の若者が移住者の約6割
今回の発表の中で注目すべきは、移住者の約6割が20代・30代の若者であったことでしょう。
就農・起業・子育てなど理由は様々ですが、これから子どもの出産・育児ができる可能性の高い世代の移住は、人口減少の歯止めを考える上で、非常に重要です。
「月3600円で保育料を無料化」という記事を以前書きましたが、それぐらい突き抜けた対策を実行し、秋田を日本一の子育て地域にすれば、移住者はまだまだ増える可能性があると考えています。
私たちが、次世代のためにどのぐらい本気で行動できるかに掛かっているのです。