香港の社会起業家SVHK-ヒーローを生み出す仕組み(2):【香港】

多くのイノベーションを起こし、社会にインパクトを与えてきたSVHK。その活動実績をご紹介します。



多彩なイノベーションをコーディネート

それでは、いままでSVHKではどのような活動を支援してきたのでしょうか。

代表的なものを紹介していただきました。

Dialogue in the Dark Hong Kong

日本でも話題になっている「Dialogue in the Dark」。暗闇の世界を彷徨うことで、
視覚以外の感覚を研ぎ澄まして、人間の持つ感覚の再認識、人々の温かさやコミュニケーションの大切さなどいろんなことを気づかせてくれる施設です。

Fullness Christian Social Enterprise

十分に職業訓練の機会を得られず、またすぐに犯罪に手を染め刑務所に戻っていく率が高いことを解消するため、ヘアメイクのスキルを磨く場としての美容院を開設しました。

Happy Grannies Elderly Sponsorship Program

一人暮らしの高齢者の生活全をサポートする団体。代表者はこうした分野に関連がある
職業に就いていなかった女性でしたが、高齢化社会問題に取り組みたいと思い、始めた
もので、2008年のSocial Innovation Awardで賞をとり、今では1,000人の人がサポート
する事業となっています。

Barrier-Free transportation(DIAMOND CAB)

タクシー会社と福祉会社(ケアセンター)をくっつけて、バリアフリーなタクシーサービスといった新しいサービスを創出ししました。団体と団体をくっつけ、ネットワークをつなぐ、SVHKの活動の象徴的な事例の一つ。

これらの活動の詳細は、SVHKのホームページにも紹介されています。

本当の成功を実感したconcert in the dark

この他にも、concert in the darkというイベントの企画もされたそうです。

有名な音楽家の方々が多く出演をいただいたり、100以上のメディア、また、多くのスポンサーの協力をいただいて実現できた暗闇の中で行うコンサート。

「メディアの評価、コンサートが良かったとか、だれが来たとか、とうことではなく、『目が見えない人々は、こんなにも素晴らしい能力をもっているのだ』、という点に称賛が集まったので、本当の成功だったと思う。」とFrancis Ngai氏。

このコンサートを開催した結果、「Dialogue in the Dark Hong Kong」にもたくさんの人がかけつけ、相乗効果が生まれたといいます。いろんな活動が互いにいい影響を与えあって、社会をよりよい方向に導く、とても面白い取組みではないでしょうか。

このように様々な社会にインパクトを与える活動をサポートしているのがSVHKなのです。

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