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働き方改革のリアル。地方移住で幸せになれるか、東京と宮崎の二拠点生活者と考える

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日本政府・大手企業で「働き方改革」が進められようとしている昨今、働く場所が問われなくなってきています。

東京で働く人々の中では地方移住への関心が高まっており、ある調査* によると都内在住者の4割が地方移住に関心を持っているというデータも出ています。

希望者が多いにもかかわらず、実践している方が少ないのは、いきなり地方へ完全移住することに対し、収入や人間関係の面を考えた時に高いハードルを感じてしまうからではないでしょうか?

その懸念を解消する一つの案として、東京での生活や仕事を捨てずに、地方での生活も味わえる二拠点生活があります。

二拠点生活から地方移住のリアルについて考えるイベント「関係人口から考える地方移住のリアル -暮らす×働く×稼ぐ-」が2018年5月17日(木)にSENQ京橋で行われました。

実際の二拠点生活とはどのようなものなのか、当日の様子も含めてレポートします。

人間らしく生きるために考えた地方移住

今回、イベントでゲスト登壇されたのは、2018年1月から東京と宮崎県新富町にて二拠点生活を送っている小野茜さんです。

小野さんは、東京にてホテルや外食業界向けニュースメディアでの仕事をした後、2012年に株式会社ABC Cooking Studioに入社。広報や、新規事業開発・アライアンスなどを担当後、2017年1月にフリーランスの広報として独立されました。

「幸せってなんだっけ?」という問い

独立した後も、東京でバリバリ働いていた小野さん。

やりがいを感じていたものの、「どこまで走り続ければ良いのか?」というフリーランサーの多くが感じる様々な不安から「幸せってなんだっけ?」という問いに行き着きます。

その問いから自分の幸せを再定義した結果、「幸せとは、仕事と暮らしが調和して、人間らしく生きること。」だと考えるようになりました。

二拠点生活を決めた理由

そのタイミングで宮崎県新富町とのご縁があり、新富町のライチを広める「ライチアンバサダー」に任命され、新富町の人々との関わりを深めていきます。

東京の生活に疲れ、精神的に不安定だった時期だったこともあり、新富町の温かさに触れる中で、東京と新富町との二拠点生活を決断されたそうです。

参考記事

二拠点生活で得られたこと

現在小野さんは、東京で引き続きフリーランスの広報をしながら、宮崎県新富町ではまちづくりを進める地域商社「一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(略称:こゆ財団)」の広報として働いています。

実際に、二拠点生活をして良かったことは「新しい仲間や仕事、そして経験値を得られたこと」だという小野さん。

東京での仕事は最先端で、地方には無いものも多いです。

しかし、その分、地方では(東京での経験やノウハウを活かして)新たなことをゼロから立ち上げることができ、色々なアイディアをどんどん試せ、失敗をしてもチャレンジできる環境の中で、可能性を見つけることができます。

その中で、目の前の人が喜んでくれて評価も得られるようになり、自分の仕事の充実感も増しているそうです。

地方でしか感じられない魅力

こゆ朝市(提供:こゆ財団)

また、直売所で野菜を買ったり、夕日を眺めたりと、太陽や自然とともに生活できることにも東京には無い魅力を感じているそう。

不便さもあるけれど、ゆとりを感じることもでき、周囲からは「表情が柔らかくなった。」「眉間のシワがなくなった。」と言われるようになったと話してくれました。

そして、地方の仕事で物足りなくなった部分は東京の仕事で補うことで、自分の中の「やりがいのバランス」も保っているそうです。

二拠点生活のリアルを知る

お話の後、質疑応答の時間になり、かなり具体的な質問が多く寄せられました。小野さんは、二拠点生活の経験者だから分かる、現地の情報を交えながら答えていました。

Q. 会社員をしながらでも、二拠点生活は可能ですか?
A. 企業によっては働く場所を選ばない制度を導入しているところもあります。

Q. 二拠点生活のリスクは、何がありますか?
A. 一番考えられるリスクは収入面だと思うので、移住したい先の求人情報を見て給与相場を確認しておくと良いと思います。

Q. 新富町には、地域の中で子供を社会に巻き込む仕組みはありますか?
A. 新富町では、商店街で行っている月一回の朝市で、子供に様々な体験の場を設けています。

特産品の国産ライチを試食

イベント終盤には、新富町の特産品である生ライチが配られ、参加者全員で試食しました。

このライチは、こゆ財団が1粒1000円の国産ライチとしてブランディングに成功したもので、通常より1.5倍ほど粒が大きく、味も濃厚。

「果汁がすごい!」「ライチって、こんなにジューシーなんだ。」と喜びの声が上がり、参加者は舌でも新富町・地方のリアルを感じていました。

働き方改革と地方移住のリアル

今回のイベントを通じて、地方移住・多拠点生活を考えている人が多いことに改めて気づきました。

イベント終了後、参加者にお話を伺ったところ「地方オフィスの設立を考えていたが、かなり現実味を帯びてきた。」と移住について前向きで具体的な話を進めようとされている方がいらっしゃいました。

一方で、「現在の仕事の兼ね合いで、すぐには決断できない。」「移住先でどんな仕事をすれば良いか、自分の希望にあった仕事ができるか分からない。」と、現実的な問題に阻まれて中々踏み出せないという声もありました。

東京と地方、両方の中小企業に勤めていた筆者自身の感覚では、まだまだ社会全体として、自由な働き方に理解が無い人も多いという現実もあると思います。

「働き方改革関連法案」の成立などで風潮が変わり、こゆ財団のような組織の力も借りながら、個人のパフォーマンスを活かせる環境を選択できるようになり、一人ひとりが自分らしく生きられる・働ける社会になることを願っています。

*調査データ:株式会社トラストバンク(期間:2017年6月26日~6月29日/対象者:20歳以上・東京都在住の男女)

撮影:照井翔登

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