【佐々木俊尚が厳選】多拠点生活に必須のモバイルアプリ4選

佐々木 俊尚


作家・ジャーナリスト

私は東京・長野・福井にそれぞれ家を借りて3拠点生活をしており、その他にもさまざまな場所に呼ばれてトークイベントをしたり、お願いして取材に行ったりと、移動中心の生活をずっと続けている。そういう移動生活者に必須のモバイルアプリには、どんなものがあるだろうか。

基本的に移動生活で重要なのは、所持するモノを少なくすることである。荷物が重くなると、移動はとたんに面倒になる。小ぶりのザックひとつでどこにでも行けることが望ましい。そういう観点から、私が日ごろ使っているアプリを厳選してみた。

misoca(ミソカ)

いろんな取引先と仕事をしていると、請求書を発行しなければならない。最近はpdfでもOKというところもあるが、紙に印刷して印鑑も押して郵送してほしいということは相変わらず多い。そこでこのアプリが超強力だ。モバイルアプリやウェブから取引先の名称、住所、担当者、項目、金額などを入力すると、自動的に請求書を作成し、それをクラウドの向こうで印刷し、郵送までやってくれる。プリンタも紙も切手も封筒も要らない。

印影も大丈夫。事前に拠点のどこかで紙に印鑑を押してプリントしスキャンしてアップロードしておくと、ちゃんと請求書に印鑑を色付きで印刷してくれる。前に一度送ったことのある請求書なら複製できるので、少し手直しするだけで作成できる。定期発行にも対応している。有料だけど、ものすごく便利。

Eight

言わずと知れた名刺クラウド共有サービス。モバイルアプリから名刺を撮影してアップロードすれば、名刺をクラウドに保管できる。名刺はたまるとけっこう邪魔だし、時には古い名刺を調べなきゃいけない時もあるが、名刺のファイルを持ち歩くのは現実的ではない。Eightならどこにいても名刺を検索できる。

TownWiFi

接続可能な公共無線LANを探して、自動的に接続してくれるアプリ。事前に誕生日や性別、メールアドレスを登録しておくと、これらの個人情報を使って公共WiFiの初期設定をやってくれる仕組み。スマホの通信料を気にしなくても良くなるので、本当に重宝している。パソコン版アプリもある。セキュリティ的に大丈夫なのか、という懸念も出ているようだけれど、その不安を感じる場合にはNTTグループのやってる「Japan connected-free wifi」というアプリもある。ただしこちらは、接続する際に接続ボタンを押す必要があり、ちょっと面倒。

サマポケ

衣類や靴、バッグなどのモノを倉庫に預けられるサービス。従来のトランクルームと違ってダンボール箱単位で預けられ、預けた荷物を1点ずつ取り出して写真撮影してくれて、アプリからすべてのモノを一覧できるようになっている。さらに預けたモノをクリーニングしたり、ヤフオクに出品してくれるサービスまであって驚かされる。取り出しも1点ずつ大丈夫で、クロネコヤマトの宅配便で送ってくれる。

私は、冬物夏物などシーズン外の衣類や今すぐ使わないアウトドアグッズなどを預けている。防寒具などもここに置いておくと、移動した先の拠点で季節外れの気候になったときなどにすぐに防寒具を取り出せる。

私は3拠点の住所をすべて登録しているので、モノを自分で持ち歩かなくても、サマポケ経由で移動させられるので、拠点間移動時の携行品が少なくてすむ。まさに、モノのクラウドサービスだ。

ABOUTこの記事をかいた人

佐々木 俊尚

作家・ジャーナリスト。 電通総研フェロー。暮らしの文化圏SUSONO運営。TOKYO FM「TIMELINE」MC。テレビ東京「未来世紀ジパング」。朝日新聞「売れてる本」。総務省情報通信白書編集委員。一般社団法人シェアリングエコノミー協会adv.。福井県美浜町多拠点活動adv.。東京長野福井の3拠点を移動生活中。




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作家・ジャーナリスト。 電通総研フェロー。暮らしの文化圏SUSONO運営。TOKYO FM「TIMELINE」MC。テレビ東京「未来世紀ジパング」。朝日新聞「売れてる本」。総務省情報通信白書編集委員。一般社団法人シェアリングエコノミー協会adv.。福井県美浜町多拠点活動adv.。東京長野福井の3拠点を移動生活中。