いぶりがっこは、燻製の漬物。作り手次第で全く別物になる

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いぶりがっことワインの組み合わせ。

秋田県人にとって、「いぶりがっこ」と言えば、ご飯と一緒に食べるおかずかお茶請けというイメージでした。

しかし、ここ数年、都市部に住む人たちのニーズに影響され、秋田県内でも「いぶりがっこ」の立ち位置が少しずつ変わってきています。

ワインのおつまみとして、チーズと一緒に食されます。

いぶりがっこは、燻製の漬物

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「ワイン+クリームチーズ+いぶりがっこ」という組み合わせが、多くの人から好まれています。

いぶりがっこの製法を考えると、その理由が分かります。

大根または人参を囲炉裏の天井につるし、燻煙乾燥という独特の乾燥法で燻製にしてから糠漬けにします。風味に特徴があり、「いぶりがっこ」、「いぶり漬け」、「いぶり沢庵」とも呼ばれています。

□出典:秋田県漬物協同組合公式ページ

1: 丁寧に大根を栽培
2: 迅速に大根を吊るす
3: 独自の感覚で燻煙し乾燥
4: じっくり漬け込んで熟成
5: いぶりがっこが完成

いぶりがっこは、大根の燻製の漬物なのです。

それ故、いぶりがっことワインの組み合わせは、抜群に良いのです。

いぶりがっこは、作り手で変わる

いぶりがっこを燻煙乾燥する際、ナラ・桜・ケヤキなどを使用しますが、配合比率(どれをどのぐらい使用するか)と燻煙乾燥時間によって、いぶりがっこの匂いも味も変わります。

その上、どのように漬けるかでも変化が生じます。

つまり、誰が作るかによって、いぶりがっこは全く別物になります。

秋田県南にある道の駅に行くと、作り手ごとにいぶりがっこが並べられ、場所によっては香りや味を指標としたマトリックス表を掲載している所もあります。

いぶりがっこを選ぶ際は、色々試してみながら「誰が作ったか」まで見てもらえると、もっとワインを愉しめます。

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