東北で主催された事業構想ワークショップ
東北のために、行動を積み重ねる。
「東北の魅力を世界に伝える」という使命を掲げ、東北のために奮闘している起業家がいます。
秋田県に本社を置きながら、東北全域・日本全国を対象にビジネスを展開する広告代理店「東北プリントワールド株式会社」の代表を務める高橋慶彦(たかはしよしひこ)さんです。
全国の地域づくり情報をまとめた「MACHI LOG」東北エリアの編集長として、東北の情報を毎日発信しています。
販促業界歴20年、34歳の起業家
雄物川印刷で高橋さんと共に働く仲間
高橋さんは、秋田県にある印刷会社「有限会社雄物川印刷」の2代目として、小・中学生の頃からアルバイトで印刷物制作や販促プロモーションに携わり、「人に魅力を伝える」ということに喜びを感じていました。
そして、高校卒業後に単身渡米。米国シリコンバレーの大学で、グラフィックデザイン・WEB制作・映像制作を学びました。帰国後、実家の印刷会社で経営に関わる一方で、自分自身も広告代理店を設立し、起業家となりました。
東北人の1人して、復興に貢献する
東北プリントワールド株式会社 代表取締役 高橋慶彦さん
その後、官公庁向けの市民サービスガイドブックや観光ガイドマップなどの企画・制作、大企業向けのパンフレット・Webサイトなどの販促提案など、多くの実績を積み重ね、熱い想いを持って行動する人々と出会う中で、1つの疑問を抱いていました。
「自分は、何のためなら本気で魂を燃やせるのだろう?」
そして、起こった東日本大震災。人口減少を続ける故郷・秋田。高橋さんはそれらを目の当たりにし、自分を見つめ直して1つの想いに辿り着きました。
「故郷・秋田のため、東北のために、自分のできることをしよう。そして、震災前の衰退していた東北に戻るのではなく、震災前よりも笑顔が溢れる、自分たちや次世代がもっと誇れる東北をつくるために、自分の魂を燃やそう。」
その想いのもと、日々の情報発信を行いながら、これまでの経験やノウハウを活かした「東北の起業家のブランディング・マーケティング支援」に取り組まれています。