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高知県の西部を流れ、「最後の清流」とも呼ばれる四万十川。自然豊かなこの川のまわりでは、地域ビジネスが盛んになっています。
その代表格が、高知県四万十町を拠点に、地域商社の代表格として名前が知られる株式会社四万十ドラマです。
コンセプトは、「ローカル」「ローテク」「ローインパクト」で、四万十川に負担をかけないものづくりを掲げ、四万十川の豊かさを活かした商品開発・販売を行なっています。
道の駅四万十とおわの運営が終了。その先に描く未来
四万十ドラマの代表的な業績のひとつとして知られるのが、道の駅の運営です。四万十町十和(とおわ)の道の駅「四万十とおわ」を、町の指定管理者として2007年の開業時から運営。
10年間で150万人が訪れる道の駅として成長させ、2016年度には約2億円に迫る売上を上げるなど、商品開発・道の駅運営ノウハウが注目されてきました。
2018年1月、道の駅の運営が3月末で終了することになり、新しい一歩を踏み出そうとしています。
代表の畦地履正(りしょう)さんは、「10年目の一区切り。突然のことで、私たちも動揺しましたが、もう一度しっかり足元をみつめて考えて、自分たちの次の一歩を踏み出すことに決めました」と語ります。
四万十川の魅力をもっと身近に
四万十ドラマが掲げたのは、「第2創業」です。道の駅と共に歩んだ10年間を一区切りに、さらに四万十川の魅力を身近なものにしようと取り組みを始めるといいます。
主な取り組みは3つ。
(1)テナント販売展開
(2)直営店プロジェクト
(3)商品開発&販売を加速
既存の店舗と協力し、道の駅で培ったノウハウをもとに、四万十発の商品が並ぶ空間を増やしていくとしています。
直営店では、道の駅の運営ではできなった地域との連携をさらに一歩踏み込んで実施し、四万十ドラマオリジナル商品の販売や販路拡大、地域のお母さんたちでつくる活動チームのおかみさん市や広井茶組合等の地域団体と連携をしていくとしています。
「ピンチをチャンスに。地域のために」
今回、四万十ドラマはこの第2創業の取り組みにあたり、必要経費の一部をクラウドファンディングにて募集しています。
「ピンチをチャンスにしよう」と言ってくれたのはスタッフたちでした。会社が始まって以来のピンチとなった運営終了でしたが、この言葉で気持ちを切り替えて、進んでいこうと決められたんです。
四万十ドラマは、地域密着の会社です。このピンチのときを、今後の取り組みも合わせて、地域の一つのモデルにできればと思っています。
土着で、地に足をつけて、地元に根づいてやってきた四万十ドラマ。この10年の取り組みで、全国にファンが増え、そのノウハウを学ぼうと、全国から地域で活躍する方々が集うことになりました。四万十ドラマの歩みは、地域が元気になっていく物語でもあります。
今回のクラウドファンディングは、四万十ドラマが新しいスタートを切る合図です。出資者へのお返し品は、四万十川の魅力が詰まった商品となっています。
地域発の新しい取り組みとして、注目を集めることが期待されています。