高知市などで飲食店を経営する株式会社Office Appreciate(オフィスアプリシエイト)が、ついに開発しました。
ひれ酒用の、鰹の焼きヒレ。
その名も、「ひれ吉」。
なぜ今までなかったのかが不思議なくらいです。
ヒレ酒を知っていますか?
日本酒を飲まない方はあまりご存じないかもしれないひれ酒。
作り方は意外に簡単です。
まず、魚のヒレを飴色になるまで炙り、コップに入れます。
そこに熱燗にれてフタをして、熱燗にヒレの香味が移るのを待ちます。
人によっては、その熱燗に火をつけてアルコールを飛ばす方もいます。
かつて、ヒレは二級酒も特級酒に変える、と言われるくらい、安くても美味しいお酒を飲みたい日本酒好きに根強い人気があります。
使う魚によって味や香りが変わるそうで、一番美味しいのはフグなのだとか。
タモリ倶楽部ではフグに負けるもカツオも大健闘!
数年前、タモリさんが出演する「タモリ倶楽部」というテレビ番組で、「ヒレ酒に合う魚はどれか!?」という企画がありました。
1位はやはりフグのヒレが美味しかったそうなのですが、実はこの時、カツオも大健闘。
カツオのヒレは、カワハギ、エイよりも美味しいと評され、さらに、魚の王様タイよりカツオが好評だったのです。
そして、やっとカツオの国高知でヒレ酒用のカツオヒレ「ひれ吉」が誕生しました。
東京・有楽町の高知県アンテナショップ「まるごと高知」の情報では、このひれ吉、一枚一枚手洗いで干され、一枚一枚焼き上げられた商品とのこと。
これは飲まない手はない!
ヒレ酒を飲んだことがないという方も、ぜひお試しください。

「食」を中心とした地域おこし企画の立案や、企業コンサルティングを行う。笑顔と情熱でプロジェクトを盛り上げるムードメーカー。高知が大好き。