人口3300人の小さな町に、多額のふるさと納税が集まっています。
ふるさと納税のポータルサイト「ふるさとチョイス」が集計した全国ランキングで18位に入りました。
人口あたりの寄付金額でいうと日本一の快挙です!
ふるさと納税への創意工夫が実を結ぶ
奈半利町では、2008年より町内産のお米や鮮魚や加工品などを中心に、寄付額の半額相当の返礼品を送る取り組みを始めました。
2015年度は、更に詰め合わせセットの種類を600に拡大。
また期間限定で返礼品を日替わりで変更していくなど、様々な工夫を凝らして、寄付額の増加につなげていきました。
寄付により加工場の建設進む
奈半利町では、寄付金の有効活用も進めています。
小中学校教材の購入や保育料無料化の拡充などをはじめ、水産物などの加工品開発を進めるため加工場の建設を開始。
総事業費約8200万円のうち、2100万円に寄付金を充てています。
小規模自治体ですが、ふるさと納税を友好に活用し、地域に還元している好例として、全国から参照されるべき事例だと考えられます。
今後の奈半利町の取り組みにも注目です。