秋田県人はネバネバ好き
ハタハタのぶりっこや納豆など、秋田県人はネバネバ食材が大好きです。そのような食材の1つとして、「ぎばさ」という海藻が挙げられます。
秋田と岩手の県境付近にある高速サービスエリアでは、そんな「ぎばさ」活用した涼麺を食べることができます。
岩手錦秋湖サービスエリア上りの人気涼麺
秋田・東北自動車道で、秋田から岩手方面へ向かう途中に、錦秋湖(きんしゅうこ)サービスエリア(上り)があります。
そこで提供されているのが、秋田の新名物「ぎばさ清涼麺(700円)」です。
「ぎばさ」は、一般的に「アカモク」という名前で知られる海藻で、非常に粘り気の強い食材です。
ギンバソウ(新潟県)・ナガモ(新潟県佐渡)・ナガラモ(富山県氷見市・魚津市)などと呼ばれ、日本海側の一部の地域を中心に食されています。
秋田県人にとっては、昔ながらの伝統料理。今でも秋田の家庭には、湯がいた「ぎばさ」を包丁でたたいて粘り気を出す風景があります。
ネバネバが癖になり、うまいです。
「ぎばさ」は健康にも良い?
更にこの料理は、上に乗っているだけでなく、麺の中に「ぎばさ」が練りこまれています。
実は、健康効果が高いと言われている「ぎばさ」。
フコイダンと言われる水溶性食物繊維(ネバネバ成分)をモズクやメカブの3倍~5倍も含んでいます。これが腸の中で善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える事で、免疫力を高めるとされています。
□出典:林泉堂株式会社
そして、お通じの改善にも効果的と言われており、美容面でも注目が集まっています。
ただ、この「ぎばさ清涼麺」は、一緒にのっている「とろろ」との相乗効果で粘り気があまりに強すぎて、ちょっと食べ辛いかもしれません。それほど、ネバネバしていました。
秋田県人にとっては、それが最高! とてもサッパリしていて、暑い季節にぴったりの料理です。
私の地元・秋田県横手市にある林泉堂株式会社さんは、「ギバサ涼めん」をネット販売しています。気になった方は、こちらも是非チェックしてみてください。
MACHI LOG 編集部オススメの地元めしです。
岩手錦秋湖サービスエリア上りの人気グルメ
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岩手錦秋湖サービスエリア上り
岩手県和賀郡西和賀町本内第46地割
フードコート:7:00~20:00(12~3月中 10:00~18:00)
電話:0197-82-3574