
記事をお読みいただきありがとうございます。北国住まいのフリーライターとして活動しております。「お祭りと地域の持つ力」を通して東北の魅力やそこに住む人の温かさを、やわらかく読みやすい文章でお伝えしたいと思います。
岩手県沿岸に位置する街、久慈市に今続々とふるさと納税が寄せられています。人々を動かしたその理由、そして「ふるさと」を応援する気持ちの新しい届け方に迫ってみましょう。
海の幸と山の幸、そして人。
岩手県久慈市はリアス式海岸として有名な三陸海岸に面する街で、「北限の海女」がよく知られているように海の幸が豊富です。いっぽう内陸側は民放の人気テレビ番組でもとりあげられたこともあり「木材の街」としても一躍有名となりました。駅前はこんなのんびりした雰囲気があって都会すぎず田舎すぎず、いい街です。
有名テレビドラマの舞台に
また記憶に残っている方も多いと思いますが、2013年上半期に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台となった街がこの久慈市です。
劇中では「北三陸市」として登場。あの個性あふれる北三陸市の面々は久慈市内で撮影を続け、出演者の中には今でも毎年のように久慈市を訪れている方もいらっしゃいます。久慈市で地元の人々に触れ、本当に久慈市とそこに住む人達を好きになってしまったのだそう。また「あまちゃん」の物語は多くの人を惹きつけ、舞台となった久慈市を巡礼するツアーなども企画されました。
その結果、一度久慈市を訪れた方は「また行きたい」と異口同音に言います。それほど久慈市には魅力があり、人の温かさがあるということを物語っています。そんな久慈市ですが、過去には大きな苦難を味わいました。