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手ぬぐいや着物の染色に欠かせない大阪生まれの伝統技法「注染(ちゅうせん)」。
かつて一大生産地して栄えた柏原(かしわら)市では、安価な輸入品などにシェアを奪われ、染工場にとって苦しい状況が続いています。
明治生まれの柏原注染(かしわらちゅうせん)日本一のことも。
明治時代に完成された注染の技術は、大阪内で堺と柏原に分かれて栄えていきました。
柏原市の主な産業のひとつとなっている染色業は、最盛期には「ゆかた生地」の生産が全国シェアの25%を占め、日本一を記録することもあったといいます。
しかし現在、柏原市内には4軒の染色工場を残すのみとなっています。
一方で堺市は、地場産業活性化の働きがけのもと、染色工場も再生してきているといいます。
柏原の技術で製品化し、販売したい
柏原で生まれ育ち、染色の文化を身近に感じながら育ちました。
だからこそ、堺に負けないように、柏原のオリジナルブランドを立ち上げたい
と、挑戦を始めたのが三上翔さんです。
注染に使う防染糊を作る町工場で働きながら、注染てぬぐいを扱うお店「注染てぬぐいchill(ちる)」を柏原駅前にオープンし、オリジナルの柏原注染の手ぬぐいブランドを作ろうと活動しています。
注染てぬぐいを扱っていますが、実はまだ柏原産のものは置けていません。
早くオリジナルブランドを立ち上げ、お店を柏原の注染てぬぐいでいっぱいにしたい
人気デザイナーとコラボレーションし、当たり前に持てる手ぬぐい作り
三上さんは、クラウドファンディングで資金調達を行っています。
現代的なデザインのオリジナル手ぬぐいを作成するために、デザイナーさんとの交渉や、立ち上げ準備と並行して、クラウドファンディングも行っています。
男性でも女性でも、若い人が手にとっていただくようになることが目標
と語ります。
募集期限は、5月30日までとなっており、オリジナルデザインの注染てぬぐいが先行販売で手に入ります。
大阪柏原市の地場産業活性化を応援しませんか。