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今でもビジネスの際に大事なのは、「三方よし」の精神だと言われています。
この精神の実践者こそ、滋賀県にルーツがある近江商人と呼ばれる方々です。
地元の高校生が、近江商人復活に取り組んでいます。
「三方よし」を実践した近江商人とは?

近江八幡は今も古い町並みが残ります
近江商人とは、江戸時代以降に、近江の地=滋賀県から全国に出向き、独自の商法を行った商人たちを指します。
商売を通して「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」を実践し、社会に貢献したことでも有名で、天秤棒を担いだ姿で描写され、現代にも影響を与える商売人たちです。
高校生が会社を運営し実践
近江商人を研究し、その精神の実践を行っているのが、滋賀県立八幡商業高等学校で実施している近江商人再生プロジェクトです。
2016年に創立130周年を迎えた伝統のある商業高校で、2012年から「近江商人再生プロジェクト」を実施しています。
近江商人再生プロジェクトとは?
プロジェクトメンバーが、近江商人の足跡を訪ねて、滋賀県や訪問地の特産物を仕入れ、東北や関東などで販売実習するというものです。
商売について学習しながら滋賀県と滋賀県の特産物をPRする活動として知られています。
自分たちの手で資金調達。クラウドファンディングで募集へ

販売箇所をバスで移動します
ところで、「世間よし」とは何を指すのでしょうか。
実際に、活動するメンバーも、このように言います。
お客様に喜んでいただき「買い手よし」を実践しながら、私たちもお客様から叱咤激励をいただき、たいへん勉強になりました。そして利益を寄付することによって「世間よし」にも一役買えているかと思っています。
そう、「世間よし」とは何かを考え、実践することこそ、このプロジェクトの大きな意味であるといえます。
今年はクラウドファンディングで活動費を集める
現在、この活動費の一部をクラウドファンディングで集めることに挑戦中です。
従来は、助成金などで賄っていた部分を、自分たちで担いたいと行動を始めました。
今後はできるだけ自分たちで資金を調達して、このプロジェクトを長続きさせて、もっと活性化していきたいと考えています。
滋賀県の歴史を全国にPRし、実践する高校生の活動に注目が集まっています。