東京オリンピック・パラリンピック開催まで後3年となり、日本各地でスポーツによる地域活性化の機運が高まっています。
中でも、Jリーグは地域とスポーツが融合した成功例として注目されています。
誰も目指さなかったプロの道
Jリーグは、日本一のプロサッカーチームを決めるリーグ戦です。
1993年から始まり、全国でファンを獲得し、サッカー人気と共に急拡大してきました。
宮崎県にはプロクラブがありません
Jリーグには複数の階級があり、全て含めるとほぼ全国すべての地域に根ざすチームが存在しています。
しかしその中で、唯一Jリーグチームが存在せず、目指すチームも存在しなかったのが、宮崎県です。
地域経済を動かす「プロスポーツ」の力
「わが町のJリーグチームを作って欲しい」という声を受けて誕生したのが、J.FC MIYAZAKIです。
と語るのは、代表を務める大西健介さん。
実は、Jリーグチームが誕生することは、地域経済の活性化に繋がります。
各チームにはファンやサポーターなど、通年とおして県外から人を呼び込むことができます。
交通費、飲食、宿泊、お土産等が毎月見込まれ、経済効果や活力など様々な面での相乗効果が期待できるんです。
チーム強化・運営費をクラウドファンディングで募集中
Jリーグ成功の要因は、地域に根ざしたチーム運営により、市民スポーツの機運が高まったことだと言われています。
宮崎県は「スポーツランド宮崎」の名の元に力を入れてプロチームのキャンプ誘致を行い、実績は日本一です。
県内にプロスポーツチームを有することで、スポーツが盛り上がっている宮崎にすることができればと考えています。
現在、J.FC MIYAZAKIの活動費をクラウドファンディングで集めるキャンペーンがスタートし、個人サポーターを募集中。
宮崎県をスポーツで盛り上げるプロジェクトに注目が集まっています。