長野県の東部にある軽井沢町は避暑地として古くから親しまれているまち。4月22日から6月30日まで期間限定のイベント「軽井沢スイーツ散歩」が開催されます。
避暑地として知られるようになった軽井沢。きっかけは外国人
人口約2万人の町に年間を通して800万人以上の観光客が訪れる軽井沢町。
避暑地として最初に軽井沢を利用したのはカナダ生まれの宣教師・アレキサンダー・クロフト・ショー氏。軽井沢を訪れた際、美しい自然や気候に魅了されて夏に避暑に訪れたのが最初と言われています。
その2年後にショー氏は軽井沢に別荘を建設。友人たち宣教師の別荘も相次いで建設され、明治26年に初めて日本人所有の別荘が建てられたそうです。
現在、ショー氏が布教活動を行っていた協会近くには別荘第1号となった当時の建物が移築復元されています。
軽井沢が誇る「町民の掟」
町政50周年を記念して昭和48年に制定された「軽井沢町民憲章」には、軽井沢町が目指すまちの姿が表されています。
一. 世界に誇る清らかな環境と風俗を守りつづけましょう
一. すべての来訪者に心あたたかく接しましょう
一. かおり高い伝統と文化を育てあげましょう
一. 緑ゆたかな高原の自然を愛しまもりましょう
一. 明るい家庭と伸びゆく町を築きあげましょう
(出展:軽井沢町ホームページ)