長野県・松本にそびえたつ松本城は、歴史の情緒あふれるパワースポットとして、大きなポイントとなっています。
400年以上も前から存在するお城の圧倒的なスケールは、長野に旅したならば、ぜひ見ておきたい観光スポット。
松本城の魅力と城下町周辺のグルメ・見どころについてご紹介いたします。
松本城周辺の城下町
松本城へ行く際は、風情あふれる中町通りを散策してみましょう。
この界隈では土蔵が立ち並び、白と黒のコントラストが時代を感じさせる魅力的な通りです。
その道沿いには、複数の井戸があり、「平成の名水百選」に選定されるほどで、観光の際はそのまろやかな水を味わうことができます。
山に囲まれた長野県は地下水が多いことも特徴で、市街地の中にも井戸や湧水が点在しています。
長野の名水によって作られた豆腐や、特に信州みそは長野県の名物で、取り扱うお店も数多く存在します。
信州みそを好む方も多く、店独自の味噌をお土産にするのも喜ばれます。
お城を散策しよう
遥か昔から残る松本城は、松本にたたずむ平城です。
お城の内部は、急な天守内の階段や、工夫の凝らされた装飾、当時の貴重な資料などが入った展示ケースなどが展示されています。
晴れた日には、最上階の天守閣から北アルプスの山々を見ることができ、壮大な景観を堪能することができます。
この松本城の特徴は「戦国」と「泰平」、二つの顔を持ち合わせていることです。
石垣を登る敵兵に石や熱湯落とす石落など、「戦国」の顔を持つ大天守や黒門を見学した後は、戦国時代の後に作られた月見櫓を訪れてみましょう。
「戦国」の様相と違い、太閤を招いたとされるだけあり、その名の通り、月見のために増築された開放的なこの櫓は、「泰平」の雰囲気を楽しむことができます。
夜は見学することはできませんが、日中に訪れても陽がとても差し込み、明るく美しい櫓です。
グルメや温泉も見逃せない
長野県・松本は、先ほどご紹介したように信州みそが有名ですが、信州そばも長野の特産物で有名です。
のど越しがよく、実際にそば打ちの体験ができる店舗もあります。
その他にも信州特有のブランド食品も多く、赤身とさっぱりした脂身が特徴の雪深い小谷村で育った「小谷野豚」、甘くとろとろとした食感の「松本一本ネギ」、肉厚で美味しく身が美しい「信州サーモン」など、豊富なグルメが旅を癒してくれるでしょう。
また、日帰り温泉数が47都道府県中1位の長野県は、温泉を楽しめる施設が数多く営業しています。
多くの効能を持つ温泉に加え、温泉水を使った鍋やおかゆなど、この地方でしか体験できないポイントが目白押し。
壮大なアルプス山脈に囲まれた景色と、物語性を感じることのできる松本城。
周辺にはたくさんの見どころと、豊富なグルメがたくさん存在します。
あなたも松本に旅して、その魅力に触れてみませんか?