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私が挑戦を決めた理由:それは父親の『絵を蒔く姿』をずっと見てきたから
父親の仕事は『絵を蒔く仕事』です。
福井県の職人さんの姿や技、想いを世界に伝えるための挑戦を開始しました。
私の故郷河和田は越前漆器の産地であり、1,500年地域に息づいています。
父親も、蒔絵師を営む職人のひとりです。
幼いころから、暇があると仕事場に足を運び、父親の仕事姿をじっと眺めていました。
ガタイがいい父親は、その風貌からは想像がつかないような繊細な絵を器に施していきます。
そして、その絵に金粉・銀粉と鮮やかな色を蒔いていく。
だからこそ、父親たちのような職人を『蒔絵(絵を蒔く)師』と呼ぶのです。
伝統工芸とは熟練の技術が成せる業
伝統工芸は職人の熟練の技術が成せる業です。
父親もまた40年を越える年月をかけて培った技術を持っています。
そんな越前漆器も、河和田にて、蒔絵を営む職人は父親を含めて25名ほど。
その中で、57歳の父親が2番目に若いのです。
つまり、30年後、50年後に、担い手がいなくなってしまう可能性があるのです。
そして、それは前漆器だけではなく、多くの伝統工芸に共通する課題です。
もうひとつの想い。それは故郷福井への恩返し。
福井は、数多くの伝統工芸が盛んに行われるものづくり王国なのです。
福井県丹南地区は、半径10キロ以内に越前漆器、越前和紙、越前打刃物、越前焼、越前箪笥の5つの伝統工芸が近接しているという、全国でも稀な地理的特性を持っています。
私を育ててくれた福井に残る宝をもっと広めるため、また後世に残すためにできることはないだろうか。
こんな想いが、今回の挑戦を決めたひとつでもあります。
「福井を人であふれる県にする!」 奮闘する職人さんたちの想い
昨年、県内の職人の方々を訪問させていただく機会がありました。
職人のみなさんの共通の想いは、「福井を盛り上げたい!」「福井を人であふれる県にしたい!」というもの。そして「そのためには県内の伝統工芸が一丸となり、アピールしていく必要がある!」ということです。
東京にいる自分が、まず形にできることは何か?
福井には、伝統を大事に受け継ぐ職人さんや、新しい形を模索し奮闘する職人さんが多くいます。
しかし、自分が東京にいて思うのは「全然知られていない」ということ。
つまりは、情報が不足しているのです。
これは、伝統工芸業界が抱える課題のひとつでもあります
福井県中の職人の姿や想いを伝えるための映像制作
今回、私は「職人の姿・その想いを伝える」ための映像制作に挑戦します。
誰もが「福井はこんなに素晴らしい職人や技が息づく県なのだ」ということを伝えられる映像にします。
映像制作が実現した時、その映像は私だけのものではありません。
この想いに賛同し、ご支援いただいた皆さまや福井で奮闘する職人さん、全員のものです。
『Made in FUKUI』の技を結集し、職人の姿を世界へ広める!
百聞は一見に如かず
伝統工芸の世界は、実際に見ていただくことが、どんな言葉を並べるよりも伝わると実感しています。
主役は職人さんであり、その技です。
世界中が驚き、福井の職人に見惚れるような、そんな映像を目指します。
小さな支援が積み重なって大きな支援になる
1,000円以上のご支援をいただいた皆様は、映像のエンドロールにお名前を掲載させていただきます。
10,000円以上のコースでは、さらに越前漆器をご堪能いただけます。
今回のプロジェクトのもつ意義に共感いただけた方はぜひご支援賜れれば幸いです。
支援の輪が何百、何千集まることで、大きな支援になります。
たくさんの方々の想いが合わさって形になればと、そう願っています。