NHKの大河ドラマといえば、舞台になったゆかりの地に観光客が増えるなど、その地にとっては地元を知ってもらえる嬉しいもの。
年々多くの自治体がNHK大河ドラマの誘致に動いていますが、その中でも “記念すべき年である2019年” に向けて動く自治体があります。
明治維新から150年を目指す福井県
大河ドラマの時代背景は2013年の「八重の桜」以降、2017年までは戦国か幕末の2択という人気ぶり。
明治維新から150年という記念すべき年に大河ドラマを目指すのは福井県。
福井県は松平春嶽、橋本左内、梅田雲浜など、日本の幕開けに活躍した多くの偉人がいますが、大河ドラマでは「由利公正」を主人公とした誘致を目指しています。
由利公正
Kindai Meishi no Omokage vol.1 (近代名士之面影 第1集)
由利公正は幕末の福井藩士で、明治維新後は新政府で財政を担当し、「五箇条御誓文」の草案をつくりました。初代・東京府知事をつとめ岩倉欧米視察団として欧米へも渡航しています。
主従関係にあった松平春嶽を始め、坂本龍馬や勝海舟、新政府軍の西郷隆盛や東京府知事時代にゆかりあった伊藤博文、大久保利通など由利公正を取り巻く人物は名前の知られた人ばかり。
参照元:福井県ホームページ 福井が舞台の大河ドラマ