地域の魅力、ふるさとへの愛を、歌で伝え続けているひとりのアーティストがいます。
宮崎県日南市出身のシンガーMisaChiさんです。
12年前にメジャーデビュー後、独立。もう一度音楽の原点を見つめなおし、活動を始め、民謡をベースとした抜群の歌唱力で、注目を集めています。
ふるさとが「歌」の原点
歌は、幼少の頃に喘息を治すために民謡が良いというアドバイスから歌い始めたのだといいます。
民謡の魅力にはまり、朝から晩まで山に向かって歌い続けるという日々を送り、小学校・中学校で民謡の全国大会でも優勝するなど、早くからその才能を発揮していました。
現在では、故郷宮崎をはじめ、全国各地で歌を届けています。故郷や地域への想いを聞きました。
民謡を極めるまで一生歌い続けなさい
「歌手デビューしたときに、ふるさとへの思いが強くあったわけではありません」とMisaChiさんは言います。
振り返るきっかけとなったのは、独立し、宮崎に戻る機会が増えたから。
「民謡を極めるまで一生歌い続けなさい」という師匠の言葉が頭に残っていました。ポップスと並行して、民謡を後世に残すためにも、しっかり歌い続けていこうと思い、ここから県人会など、全国のいろいろなところで歌わせていただくようになりました。