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公共建築物の木造化率1位、秋田杉がある秋田県

公共建築物の木造化率1位、秋田杉がある秋田県

    CATEGORY: AREA:秋田県

2016年5月に業務を開始した秋田市役所の新庁舎

日本三大美林、秋田杉

日本の国土面積の約2/3を占めるとされている森林。その中で、日本三大美林と呼ばれるものとして、青森県の青森ヒバ、長野県の木曽檜、そして、秋田県の秋田杉があります。

秋田県は、公共建築物の木造化率が日本一です。

公共建築物の木造化率1位、秋田杉がある秋田県

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2016年5月に業務を開始した秋田市役所の新庁舎は、「秋田杉」を至る所に活用した施設です。中央の吹き抜けからは、優しい光が流れ込みます。

日本政策投資銀行東北支店は22日、東北6県にある公共建築物の木造化・木質化状況をまとめた調査結果を発表した。公共建築物の木造化率は秋田が36.9%と全国1位だった。岩手が33.5%で2位、山形が29.9%と4位。

□出典:日本経済新聞

秋田県には、秋田市役所の庁舎以外にも大きな木造建築があります。

日本最大の木造建築、大館樹海ドーム

秋田県の北部にある大館市に、「大館樹海ドーム」という建築物があります。

この「大館樹海ドーム」は、ドーム型の木造建築としては日本最大級のもので、秋田県内で育った秋田杉によって作られています。

秋田県は、これまでの実績をもとに新たな研究・開発を進めることで、もっと秋田杉の価値を高めていけるはずだ。