白神山地の恵みを受けた「ねぎ」
青森県南西部から秋田県北西部にかけて広がる、世界自然遺産・白神山地。清らかな水と豊かな大地の恩恵を受けて、様々な特産品が生まれています。
その中の1つに、「白神ねぎ」があります。
10億円突破、秋田「白神ねぎ」
「白神ねぎ」は、秋田県の北西部にある能代市のJAあきた白神が展開しているブランド野菜です。
世界自然遺産・白神山地の麓で作るネギとして、近年、売り上げを伸ばしており、昨年度は初めて10億円を突破。17日には、今年度は13億円に達する見込みであることがわかった。
□出典:読売新聞
全国のネギ産地が一堂に会し、ネギやネギ料理をPRする「全国ねぎサミット」というイベントがあります。
今秋の開催地が秋田県能代市に決まり、「白神ねぎ」の知名度は更に向上しそうです。
甘味の強い「ねぎ」をつくる
□画面キャプチャ:Revalue Nippon
「白神ねぎ」の特長は、とても柔らかく、甘味があること。
多くのメディアでも取り上げられ、元サッカー日本代表の中田英寿さんが立ち上げた「Revalue Nippon」にも掲載されています。
見た目はやや太めで、口に入れるとろけてしまいそうなほどの柔らかさ。ただし、かんでみると、シャキシャキとしたねぎならではの歯ごたえも楽しめる。そして何より「甘味が強い」のが最大の特徴だ。
□出典:Revalue Nippon
比内地鶏やしょっつる(秋田特産の魚醤油)など、他の秋田の食材と組み合わせた展開も大いに期待できます。
今後、更なる成長を望むのであれば、需要に応じて生産量をどこまで上げられるかが課題となるでしょう。