福井県が10年前から始めた「食べきり運動」。その活動が全国へ広がりを見せているようです。
「食べきり運動」ってなに!?
福井県では10年前から県民に向けて「食べきり運動」を推奨。
「食べきり運動」は地産地消や食品ロスをなくすための運動で「家庭やホテル・レストランで福井の食材を使って料理をつくる」「作られた料理は美味しく食べきって、残った料理は家庭で新たな食材としてアレンジ料理に活用したり外食時には持ち帰って家庭で食べきろう」というもの。
日本には残り物をテイクアウトする習慣は一般的にはありませんが、運動に参加する飲食店が増えることで持ち帰りもスムーズに。
参照元:福井県ホームページ おいしいふくい食べきり運動 食べきり運動とは?
今では250の自治体が取り組む「食べきり運動」
東京新聞によると食べきり運動の成果は数値にも的確に現れ、福井県内の食品ロスは2013年度、2009年度と比較し22%少ない数値となったそう。
また、この運動は全国区へと広がりを見せ、今では250の自治体が取り組むまでになっているそうです。
参照元:東京新聞 2016年11月4日の記事