福井県とえちぜん鉄道は、高架化し、2018年に開設する福井駅舎のデザインを発表しました。
駅舎東側は、前面ガラス張り、内装は県産木材をふんだんに使用した開放感のある駅舎にするとしています。
和風でモダンなぬくもりのあるイメージに
駅舎のデザインを手掛けるのは、JR高知駅や、旭川駅などを手がけた建築家の内藤広さんや県関係者ら六人でつくる委員会が決定しました。
駅舎は、長さ50m、幅20m、高さ17.5mの2階建てになるとし、1階は改札やカフェ施設、2階にホームを設けるとしています。
県産木材を活用するのは、天井や内装3500平方メートルに使用し、外観も木材に近い色合いにするといいます。
発表の際には、「和風でモダンな、ぬくもりのあるイメージにデザインした。県内外の利用者に末永く愛される駅に育てたい」という言葉で締めくくられました。
県産木材を利用した施設は、全国で数多く見られるようになっています。
多くの人が利用する駅などの公共性の高いところで活用することで、まずは県内の認知を高めあれることが重要でしょう。