2017年、地域ビジネスを加速させる。
年初の「2017年地方創生の行方」という記事で、「地域商社」や「日本版DMO」が大きな役割を担っていくことをお伝えした。
地域資源を活かした特産品や観光商材の開発を行う際のテスト・マーケティング手法として、クラウドファンディングに対する関心が高まっている。
クラウドファンディングで過去5件・総額500万円以上の支援金を集めた実績を持つ、クラウドファンディング専門家の岡田拓也さんにお話を聞いた。
そのお話をもとに、クラウドファンディングと地域ビジネスの可能性について考えてみたい。
クラウドファンディングを活かして稼ぐ方法
クラウドファンディング専門家 岡田拓也さん
最初にお伝えするが、クラウドファンディングによって直接的に稼げるわけではない。
しかし、クラウドファンディングを活用すれば、地域ビジネスで稼ぐための「最初の一歩」を踏み出すことができる。
「クラウドファンディングという場で、テスト・マーケティングを行うことによって、地域ビジネスの成功確率は上げられる。」と岡田さんは言う。
その確率を上げるための3つのポイントがある。
1:現場主義と顧客主義を徹底する
2:高速で改善を繰り返す
3:ハプニングも受け入れる
それぞれについて、詳しくお伝えしよう。